演歌歌手辰巳ゆうと(27)が7日、千葉・三協フロンティア柏スタジアムで開催されたYBCルヴァン杯第2戦「柏レイソル対横浜F・マリノス」で、スペシャルライブを実施した。
24年にリリースし、第66回日本レコード大賞編曲賞を受賞した「迷宮のマリア」が、柏レイソルFW垣田裕暉(28)の応援歌の原曲となっていることがきっかけとなり実現した。
試合開始前に柏レイソルのユニホームを着用してピッチに登場。サッカーファンたちが見守る中、「ふだんは演歌・歌謡曲を中心に歌っているのですが、昨年発売させていただいた『迷宮のマリア』を垣田選手のチャント(応援歌)で使ってくださっているというご縁で今日はここにやって来ることができました」とし、「腰を抜かしそうなくらい緊張していますが、一生懸命歌わせていただきたいと思います」とあいさつした。
「迷宮のマリア(垣田選手応援歌バージョン)」と新曲「運命の夏」の2曲をピッチで歌唱。観客席からは大きな声援が送られた。
「めちゃめちゃ気持ちよかったですし、レイソルのサポーターの皆さんに温かく迎えていただいて、(対戦相手の)マリノスのファンの皆さんも『運命の夏』の(振付の)アロハポーズも一緒にやってくださったりしてとてもうれしかったです」とし、「普段なかなかこうやって歌う機会がない中で、ずっと夢を見ているような、ゲームの中に飛び込んで見ているような気持ちで歌っていました」と興奮気味に振り返った。
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また、試合開始前のキックインセレモニーにも参加した。
「レイソルサポーターの皆さんが、数ある曲の中から『迷宮のマリア』を垣田選手の応援歌に選んでくださったそうで、それを初めて知ったときはすごくうれしかったです」と明かした。「僕もレイソルファンの1人になりましたし、これからもぜひ応援をさせていただきたいと思います」と続けた。そして、「垣田選手にはこの応援歌の『迷宮のマリア』で、さらに頑張っていただきたい」とエールを送った。
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