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ヤクルト青柳晃洋投手(31)が、14日からの広島2連戦(マツダスタジアム)で、新加入後はじめて1軍登板する見通しとなった。
8日、2軍から1軍投手練習に合流し、神宮こぶし球場で調整。キャッチボールやランニングなどで汗を流した。「勝利に貢献できるようにするのが一番。野球は点取りのスポーツなので、ピッチャーはチームを勝たせるとは言えないが、勝ちに貢献できるピッチングができればいい」と“新天地デビュー”に備えていく。
これまでイースタン・リーグでは5試合の登板し、1勝3敗の防御率6・05。ただ、7日の同ロッテ戦は5回1安打無失点と結果を出した。「数字は悪かったですけど、ボールの精度は悪くなかった。毎週、毎週良くなっている」と状態を少しずつ上げてきた。
前日7日は古巣・阪神のセ・リーグ優勝の光景をテレビ越しに目に焼き付けた。「知っている選手たちが活躍して楽しそうな姿を見るのはうれしい」とした上で、心に燃えるものもあった。
米フィリーズ傘下2Åを自由契約後、7月末に新加入した変則右腕は「同じセ・リーグで戦う。来年、タイガースに勝って、優勝するためには、と考えた時、どう行動して、どういう試合をしていくのかってことになると思う。そのピースに僕がはまれば、一番いい」。来季の逆襲につなげるためにも、まずは目前の試合での結果を追求する。
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