3連勝を収めたロサンゼルス・ドジャース(写真=GettyImages)○ ドジャース 7−2 ロッキーズ ●
<現地時間9月9日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースが同地区最下位ロッキーズに連勝。大谷翔平選手(31)が現地時間9日のロッキーズ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、貴重な適時打を放つなど2出塁の活躍を収めた。
ロッキーズ先発は、今季6月25日の対戦で本塁打を放っている右腕マルケス。初回の第1打席はカウント2-0から外角のシンカーを打ち上げ、左飛に倒れた。
1点リードで迎えた3回裏の第2打席は、四球を選んで二死から出塁。直後に今季18個目の盗塁を決めて得点圏に進むと、2番ムーキー・ベッツが左中間スタンドへの17号2ランを放ち、リードを3点に拡大した。
一死二塁の好機だった5回裏の第3打席は、カウント0-1から甘く入ったナックルカーブを振り抜くと、打球速度105.8マイル(約170.3キロ)の鋭い打球が一塁手のグラブを掠めてライト前へ。右前適時打で追加点を挙げ、5点リードで試合を折り返した。
7回裏、2番手右腕コントレラスに対する第4打席はカウント1-2から外角低めのカーブで打ち取られて二ゴロ。この試合3打数1安打、1打点、1得点、1盗塁、1四球という内容で4試合連続安打をマーク。今季成績は打率.280、48本塁打、91打点、OPS1.002となっている。
ドジャースは先発右腕エメ・シーハンが5回終了まで打者15人をパーフェクトに抑える好投。6回表に初安打を許すなど1点を失ったが、7回1失点で今季6勝目を挙げた。打線はテオスカー・ヘルナンデスが2本のソロ本塁打を放つなど、効果的に得点を重ねて3連勝。同日の試合に敗れた地区2位パドレスとの差を2ゲームに広げている。