【中日】引退の中田翔「特別な場所」甲子園に別れ「名前も高校1年でこの場で覚えてもらった」

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2025年09月14日 18:57  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

阪神対中日 甲子園球場で最後の打撃練習球を打つ中日中田(撮影・加藤哉)

<阪神−中日>◇14日◇甲子園



今季限りで現役を引退する中日中田翔内野手(36)が前日のマツダスタジアムに続き、甲子園球場にも姿を見せ、ファンに別れを告げた。出場選手登録はされず、練習のみ参加した。


阪神藤川監督、日本ハム時代のチームメートの小谷野打撃チーフコーチらにあいさつ。試合前練習の最後にフリー打撃を行った。打ち終えるとビジョンにメッセージが出され、「18年間お疲れさまでした」場内アナウンスされ拍手が起きた。


大阪桐蔭1年生で「スーパー1年生」として騒がれた。「この甲子園で野球に対しての難しさ、楽しさ、1球の怖さを学んだ。自分の中田翔って名前も高校1年で、この場でみなさんに覚えてもらった。特別な場所」と話した。


フリー打撃を終え「甲子園ってこんなに広かったっけ」とつぶやいた。「プロに入ってから別に広いと思ったことはなかった。今日は広く感じた」と改めて引退することを実感した。


日本ハム時代のチームメートの糸井氏からサプライズで花束をもらい、名古屋に戻った。「明日が2軍で最後の打席になります」。15日のナゴヤ球場での2軍阪神戦に2軍での引退試合となる。1軍では19日ヤクルト戦(バンテリンドーム)で引退セレモニーを行う。

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