『ジープ・ラングラー』に生誕イヤー1941年の名を冠したミリタリーグリーンの限定車が登場

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2025年09月16日 19:20  AUTOSPORT web

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歴史に敬意を表するべく初代『Willys MB(ウイリスMB)』に着想を得た限定車『Jeep Wrangler Unlimited Sport’41 Edition(ジープ・ラングラー・アンリミテッド・スポーツ・フォーティーワン・エディション)』が登場
 言わずと知れたジープの本格オフローダーとしてフラッグシップに君臨する『Wrangler(ラングラー)』に、土壌や緑地に馴染む無骨ながらも深みのあるミリタリーグリーンの専用色を採用し、歴史に敬意を表するべく初代『Willys MB(ウイリスMB)』に着想を得た限定車『Jeep Wrangler Unlimited Sport’41 Edition(ジープ・ラングラー・アンリミテッド・スポーツ・フォーティーワン・エディション)』が登場。9月13日より150台限定で発売開始となっている。

 アメリカ軍の発注で開発、生産が具現化し、ニューヨーク近代美術館にも所蔵され「きわめて稀な機械芸術表現のひとつ」と称される初代『ウイリスMB』は、タフで使い勝手に優れた構造と耐久性により人類の「最良の友」の地位を獲得。馬やオートバイを過去の乗り物とし、ホイールを付け替えればレールの上を移動することもできた。

 その栄光とヘリテージを讃えるべく、現行JL型のうち2.0リッター直列4気筒直噴ターボ(272PS/400Nm)を搭載する“Unlimited Sport(アンリミテッド・スポーツ)”グレードをベースにした今回の限定車は、ジープブランドが誕生した1941年に由来する『’41』と名付けられた特別なミリタリーグリーンが最大の特徴に。

 木々や岩肌、土の色に調和するこの色は、ジープの歴史を語るうえで欠かせない初代の堅牢で高い機敏性を象徴し、アウトドアシーンに溶け込みジープが受け継いできた「どこへでも行ける。何でもできる」の精神を宿している。

 エクステリアでは、フェンダーとリヤウインドウにそれぞれ山頂への等高線や山の稜線を走るウイリスMBのシルエットが描かれた転写式デカールが施され、車両の左サイドには『One of ‘41』の特別バッジを装着し、冒険心あふれる世界観を表現している。

 また、同モデルの購入者には『One of‘41』のジープオリジナルキーチェーンや、アメリカ・オレゴン州発のマルチアウトドアブランド、ポーラー(POLeR)とのコラボレーションアイテムもプレゼント。デカールやバッジの特別仕様に加えて上記成約プレゼントも付属しながら、べースモデルと同じ設定とされている。

 エンジンはV6並みのパワーを発揮しながら低燃費を実現し、学習機能により効率を最大限に高める8速オートマチック・トランスミッションと組み合わせることで、悪路にも強い出足や滑らかなクルージングなど本格オフローダーらしいパフォーマンスを発揮。

 当然、フルタイム4×4システムのセレクトラックや電子制御センターデフを備え、手動でのレンジ切り替えに対応する強固なトランスファーケースを搭載。機能面ではスマートフォン連携が可能な12.3インチタッチパネル採用のUconnect 5や、メーターナセル内のフルカラー7インチマルチビューディスプレイ、革巻きシフトノブを装備し、価格は789万円(税込)となっている。

●ジープ公式サイト:https://www.jeep-japan.com/special_models/jeep_2025_one_of_41.html

[オートスポーツweb 2025年09月16日]

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