「2025ミスユニバーシティ日本大会」が16日、東京・ホテル雅叙園東京で行われた。
同大会は、日本で唯一の全国版ミスキャンパスで、「今できること」をスローガンに次世代のオピニオンリーダーとなる女子大学生の発掘を目的とする。
全国の総応募者3000人以上の中から選ばれたファイナリスト28人が登場。自身の強みや実現したい目標を話すスピーチ審査や、ドレスを着てのパフォーマンスを見る審査、審査員からの質問に答える最終審査を経て、グランプリを決定した。
今大会では、福岡県代表で桜美林大学在学の飯田樟来(かぐら)さんがグランプリに輝いた。スピーチ審査では、青果市場でアルバイトに励む自身の経験から「まだ食べられる食材を、食を必要とする人に届けたい。誰もが食事を楽しめる未来を私が作ります」と笑顔で話した。
最終審査では、SNSを利用する際に注意すべき点について質問され、「情報をうのみにしない。本当に信頼できる情報なのか確かめる姿勢が大切。便利な世の中に流されず、自分を守る姿勢、他者を思いやる気持ちが大事」と力強く伝えた。
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グランプリが発表された瞬間、手で顔を覆って上を向いた。「このグランプリに恥じないよう、日々成長を続けて、周囲にプラスの影響を与えられる存在になります」とあいさつ。審査では終始ハキハキとした受け答えで堂々と話していたが、受賞後は思わず涙。声を震わせながら喜んだ。
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