独特な手法で油絵を描く動画がInstagramで話題です。冒頭からは想像できない変化が反響を呼び、投稿は記事執筆時点で約74万回再生され、約3万4000件の“いいね”を獲得しています。
投稿者は、海外アーティストのMarcelo Rocha(@artrocha)さん。数十センチほどの白いキャンバスに、不思議な手順で油絵を描く様子を紹介しています。
まずは白いキャンバスの全体を筆で黒く塗り、一面真っ黒のキャンバスに。続いて、指先に巻いた布切れのようなもので中心付近をこすります。すると黒色が取り除かれて……なにやら人間の上半身のシルエットのようにも見える、ぼんやりとした灰色の輪郭が浮かび上がってきました。
さらにこすると、黒い絵の具の奥からキャンバス本来の白さが多く現れました。そこに筆を入れ、目や鼻、口など、生き物の顔を表現していきます。どうやらつぶらな瞳ときめ細やかな鼻が特徴的な、かわいい犬を描いているようです。
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筆を巧みに用い、ベージュや水色などさまざまな色を重ねます。背景から浮かび上がるような立体感のある全身を完成させたら、まだらだった黒の背景をベタ塗りし直します。
そして、コットンのような毛が特徴の「コトン・ド・テュレアール」の絵が完成! 描くのが難しそうな白いふわふわした毛を、とてもリアルに表現しています。真っ黒だった絵がこんな作品になるなんて……!
この度肝を抜くような作品には、「本当に素敵」「こんなに滑らかでクリーミーな筆遣いができるなんて」「本当に素晴らしい作品」「すごく柔らかい! まるでホイップクリームみたい!」「頭が爆発しそう。いい意味で。笑」と絶賛の声が寄せられました。
動画引用:Marcelo Rocha(@artrocha)さんInstagramより
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