大学生ミスコン第2位は大阪代表の能浦奈々さん「日本の物作りの現場を進化させます」

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2025年09月16日 22:55  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

2025ミスユニバーシティ日本大会出場者

「2025ミスユニバーシティ日本大会」が16日、東京・ホテル雅叙園東京で行われた。


同大会は、日本で唯一の全国版ミスキャンパスで、「今できること」をスローガンに次世代のオピニオンリーダーとなる女子大学生の発掘を目的とする。


全国の総応募者3000人以上の中から選ばれたファイナリスト28人が登場。自身の強みや実現したい目標を話すスピーチ審査や、ドレスを着てのパフォーマンスを見る審査、審査員からの質問に答える最終審査を経て、グランプリを決定した。


大阪府代表、大阪大学大学院在学の能浦奈々さんが第2位を獲得した。スピーチ審査では「私はエンジニアになって、物作りの現場のデジタル化を推し進めます」と掲げた。視覚障がいを持つ子どもたちの眼鏡作りに関わったことがあるといい「どんな良い技術も、多くの人に届く仕組みがあってこそ」と力を込めた。「私が日本の物作りの現場を進化させます!」と堂々と話した。


審査員からの質問に答える審査では男女格差について問われ、「性別によって異なる視点を社会全体で共有することが必要」と述べた。所属する工学部は合計160人のうち女子生徒は3人で「性別を意識させられる場面もあった」という。自身の経験を糧に「女性比率の低いエンジニア業界で、1人の人間として素晴らしい技術者となり、挑戦に性別は関係ないと示していきます」と目標を掲げた。

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