【神戸新聞杯】半兄は名馬キタサンブラック アルマデオロが3きょうだい重賞制覇なるか

0

2025年09月18日 12:00  netkeiba

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

netkeiba

神戸新聞杯2025に出走予定のアルマデオロ(今年8月撮影、ユーザー提供:ユウさん)
 名馬キタサンブラックの半弟となるアルマデオロ(牡3、栗東・清水久詞厩舎)が、神戸新聞杯(3歳牡牝・GII・芝2400m)で重賞初制覇を狙う。

 アルマデオロは父レイデオロ、母シュガーハート、母の父サクラバクシンオーの血統。半兄のキタサンブラックは16年と17年の天皇賞(春)を連覇するなど、GIを7勝した歴史的名馬。種牡馬としてもイクイノックスやクロワデュノール、ソールオリエンスやウィルソンテソーロを送り出し、大成功を収めている。また、同じく半兄のシュガークンは24年の青葉賞の覇者。ショウナンバッハとエブリワンブラックもオープンまで出世している。馬名の意味由来はスペイン語で「黄金の魂」。ユニオンオーナーズクラブにおいて総額1億円で募集された。

 ここまで8戦2勝。デビュー当初は人気に応えられないレースが続いたが、使われながら力を付けてきた。3走前に初勝利を挙げると、北斗特別の2着を挟み、前走の積丹特別で2勝目をゲット。徐々に折り合いにも成長が見られ、大きく飛躍しそうな予感がある。

 今回は一気の相手強化で重賞初挑戦となるが、目下の充実ぶりなら楽しみはある。兄の主戦を務めた武豊騎手の継続騎乗も心強い限り。兄2頭に続いて重賞ウイナーに上り詰め、菊花賞の有力候補に名乗りを上げてほしい。

    ニュース設定