NHK連続テレビ小説「あんぱん」の脚本を担当している脚本家の中園ミホ氏が情報番組「あさイチ」(月〜金曜午前8時15分)にVTR出演。スペシャルインタビューが行われ、自身の子どもの頃をモデルとした登場人物についてのエピソードを明かした。
中園氏は10歳で父が病気で急死。ふさいでいたが、母に買ってもらったやなせたかしさんの「愛する歌」の第二集の詩に救われ、感動したことを伝えたいと手紙を送り、やなせさんとの文通が始まったという。
「あんぱん」の中で、やなせさんと中園氏の交流を元に描かれたシーンでは、中園氏をモデルとした中里佳保ちゃん(永瀬ゆずな)が、祖父とともに、やなせさんをモデルとした嵩を尋ねてくる。ニコリともせずに「家があんまりボロだから、固まってただけ」など、その後も毒舌を連発した。そのシーンについて、中園氏は「ほんと、申し訳ありませんでした。ちょっと親戚とかに叱られちゃって『なんであんな子にしたんだ!』って」と、自分自身を悪く描きすぎて、その日の放送が終わってすぐの8時16分ぐらいに親戚から電話がかかってきて叱られたと明かされた。
そして「さすがに私もあそこまで失礼な子ではなかったんですけれど。でも詩を愛する子どもが、みんな天使のように清らかで、お行儀のいい子とは限らないですよね。もし、ああいう失礼な子が来たとしても、やなせさんは、ああいうふうに優しく迎えてくれる人だっただろうなとか。つい、お行儀の悪い、失礼な子に書いてしまったんですけれど」と明かした。
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