「あんぱん」脚本・中園ミホ氏、岩男役・濱尾ノリタカのオーディションでゲラゲラ笑ったワケ

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2025年09月18日 16:31  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

左から博多華丸、鈴木奈穂子アナ、博多大吉

NHK連続テレビ小説「あんぱん」の脚本を担当している脚本家の中園ミホ氏が情報番組「あさイチ」(月〜金曜午前8時15分)にVTR出演。「あんぱん」岩男&息子役でこの日のゲスト濱尾ノリタカ(25)について語った。


中園氏は濱尾の忘れられないエピソードとして「オーディションに来たときに、部屋に入ってきたとたん、全員こっち側、演出家・プロデューサー・脚本家なんですけどゲラゲラ笑ったんですよ。どうしてかっていうと、古着屋さんで買ってきた昭和の衣装。普通のワイシャツとズボンなんですけど、どことなく昭和なんですよ。髪の毛七三に分けて、昭和っぽく入ってこられて。その心意気だけでもう合格!って思ったんですけど」と振り返った。


そして戦地でのシーンでリンとの交流を見て「本当に愛情を持ってリンとじゃれ合ったりしているのが、きっと濱尾さんの中にある温かさとか、愛情の深さだと思う」と語った。


VTRを見ていた濱尾は「大変恐縮でございます」と頭を下げた。オーディションの服は「どうしてもやりたかったんで。普段そういうことってあんまりやり過ぎない方がいいと思ってる、個人的には。ただ、どうしてもやっちゃって」と、家で着替えて、七三で「ジロジロ見られながら行きました」と明かした。みんなが笑ったことについては「なんで?と、思って」と答えた。


戦争のシーンについて濱尾はリンを演じた渋谷そらじが「ほんと人懐っこく、すごく本のことを考えて、ちゃんと向き合ってくださったから。だから仲良くなれたというか、僕の力というか彼の力だと本当に思います」と語った。


そして中園氏は濱尾の演技とか、岩男の演技を見て、ドラマの途中で息子として登場してもらおうと決めて、脚本を書いたことが明かされた。

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