チョコレートプラネットが炎上発言を謝罪 2人揃って頭を丸める

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2025年09月18日 18:00  おたくま経済新聞

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おたくま経済新聞

チョコレートプラネットが炎上発言を謝罪 2人揃って頭を丸める

 お笑いコンビ「チョコレートプラネット」が、9月18日に自身のYouTubeを更新。「皆様へ」と題した動画にて、松尾駿さんの発言をめぐる炎上騒動について謝罪しました。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


■ 「素人はSNSをやるな」発言の真意を説明

 発端となったのは、同期芸人であるアインシュタイン・稲田直樹さんに関する話題の中で、松尾さんが口にした「素人はSNSをやるな」という発言。この部分が切り抜かれ、SNSで広く拡散されたことにより、批判の声が集中していました。


 今回の動画の中で、松尾さんは開口一番「今回僕の発言で不快な思いをさせてしまった」と謝罪。


 発言の真意について「誹謗中傷や人を傷つけるような投稿をするくらいなら、いっそSNSをやらない方がいいという思いを、芸人として大げさに言ってしまった」と説明しました。


 しかし「素人」という言葉を使ったことで偉そうな印象を与え、誤解と不快感を招いたと認め、「芸人ならもっと面白く言えたはずなのに、力不足だった」と反省を述べています。


 相方の長田庄平さんは、動画を削除した理由について、稲田さんの名前が不用意に悪目立ちすることを避けたかったためだと説明。コメント欄を閉鎖したのも、他の動画に無関係なコメントが殺到するのを防ぐ意図があったと明かしました。


 続けて「松尾の言葉はコンビとしての責任だと思っている」と述べ、謝罪の気持ちを共有。さらに「多くの方に迷惑をかけてしまった」とし、マネージャーや所属事務所、スポンサーへの謝罪の言葉も口にしました。


 動画の最後には「初心に帰る」という意味を込めて、2人揃って頭を丸める場面も。長田さんは「これからまた気持ちを引き締めて頑張りたい」と語り、ファンに向けて「今後もチョコレートプラネットを応援してほしい」と呼びかけました。


■ 動画の切り抜き文化と炎上の関係性

 今回の騒動の背景には、YouTubeやSNSで一般化した「切り抜き文化」があります。配信や動画の一部を短く抜粋することで拡散力は高まる一方、文脈が失われることで本来の意図と異なるニュアンスが広まる危険性を常にはらんでいます。


 松尾さんの発言も「誹謗中傷への怒り」という文脈を欠いた状態で流布され、「芸人が一般人を一括りに見下した」と解釈されました。炎上の加速には、SNSの即時性と拡散力が大きく関係しており、短いフレーズは特に「誤解を生む余地」も大きいのです。


 芸人にとって「誇張」や「極端な表現」は笑いを生む手法のひとつ。しかし、切り抜きによってそのニュアンスが失われると「本気の差別的発言」にすり替わってしまう危うさがあります。


 今回のチョコレートプラネットの件は、笑いと炎上の境界線、そして切り抜き文化が持つ功罪を改めて浮き彫りにしたと言えそうです。


<参考・引用>
Youtube「チョコレートプラネット チャンネル


(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025091806.html

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  • SNSとかお前らか金の匂いがするから乗り込んできたんだろ 笑 しかも面白いのは長田で会って、お前じゃない
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