織田裕二 2大会ぶり世界陸上での“迷言”連発に賛否も…業界評価は急上昇しているワケ

0

2025年09月18日 19:40  web女性自身

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

web女性自身

写真

9月13日に開幕した「東京2025 世界陸上」。大会スペシャルアンバサダーを務める俳優・織田裕二(57)がTBS系の中継で“迷言”を連発し、ネットを賑わせている。



まず織田の発言が注目を集めたのは、16日におこなわれた男子800m予選でのこと。日本代表の落合晃選手(19)が登場すると、織田は「800mで日本の男子選手が出場できてるだけでスゴい」と前置きした上で、「世界陸上って遅い人出てこられないですから」とコメントした。



世界大会で中距離種目に日本男子が出場することへの驚きと称賛を込めた言葉だったが、そのストレートすぎる表現に、ネット上では《そ、それはそうだね》《あたりまえ体操が流れた》などツッコミの声が相次いだ。



また、同日の男子400m準決勝で中島佑気ジョセフ選手(23)が決勝進出を決めた際には、「ないないない、奇跡です」と発言。さらに、「絶対と言っていいぐらい決勝に行けると思ってなかった。ごめんなさい」と畳みかけ、“織田節”が炸裂した。



もはや「世界陸上」ではお馴染みとなった織田の“暴走”に対し、ネット上では《選手に失礼な発言》と諫める声もあるが、いっぽうテレビ業界では織田の“存在感”が再評価されているという。



「今回の世界陸上は、実に34年ぶりの東京開催です。もともとTBSは世界陸上をオリンピック、サッカーのワールドカップと並ぶ“三大スポーツイベント”と位置づけており、局の威信をかけて今大会の中継に臨んでいます。



TBSは女優の今田美桜(28)さんを初めてアンバサダーに抜擢。中継に多数のアナウンサーを駆り出していることからも、力の入れようが伝わってきます。しかし、やはりもっとも大きなトピックは織田さんの2大会ぶりの“再登板”でしょう。



織田さんは1997年から2022年までの13大会連続・25年間にわたってメインキャスターを務めたあと、番組を卒業。今回、2大会ぶりに『大会スペシャルアンバサダー』という新たなポジションで復活することになりました。



そうして始まった今大会の世帯平均視聴率は連日の15%超え。初日には最高瞬間視聴率が21.9%に達しました。織田さんがいなかった前回のブダペスト大会の世帯平均視聴率は約7%です。放送時間帯が違うので単純な比較はできませんが、それでも今回の高視聴率に織田さんが大きく貢献していることは間違いありません」(テレビ局関係者)



織田の実況について、“山の神”こと元箱根駅伝ランナーの柏原竜二氏(36)は、16日に自身のXで《やっぱり世界陸上は織田裕二なのよ。我々を代弁してくれる》と絶賛。織田が実況中にさらっと陸上用語の“垂れた”を使ったことに対しても《さすがすぎる》と反応し、《毎夜毎夜興奮して寝れなくなるのよ》と称えていた。さらにネット上でも、織田のハイテンションな実況に肯定的な声が続出している。



《正直織田裕二いなかったら日本選手だけ見てテレビ消してた》
《世界陸上の織田裕二、「上手いこと言おう」感が全くないのがいい》
《「自分が楽しんでる熱量で他のオタクを惹きつけられるオタク」として最高の事例だと思う》



前出のテレビ局関係者も、織田の“アンバサダーぶり”をこう評価する。



「織田さんの実況からは、陸上競技への愛情や選手へのリスペクトが伝わってきて、視聴者からも《やっぱり世界陸上には織田が必要》という声があがっています。膨大な時間をかけて事前取材や勉強会などをおこなっているため、知識も十分で陸上関係者からの評価も高いですね。



また、織田さんは開幕の8カ月前にあたる1月3日放送の『マツコの知らない世界 新春SP』(TBS系)に出演し、早くから世界陸上をアピール。ほかにも複数のバラエティに番宣出演し、スペシャルアンバサダーとして八面六臂の活躍を見せていました。



大会開幕後も織田さんの一挙手一投足がネットニュースで取り上げられるなど話題性は抜群。一度は番組を卒業したものの、今回の反響を受け、次回以降もアンバサダー起用される可能性は十分あると思います。ただ、体力面だけは懸念材料です。生放送であのハイテンションを約10日間も維持するというのは相当な負担がかかるでしょうからね」



実際、織田自身も前述の『マツコの知らない世界』に出演した際、「何大会か前から体力の限界を感じていた」と告白。2015年の中国大会では高熱にかかりながら中継に臨んでいたそうで、卒業を打診された際には「ちょっとホッとした」とも明かしている。



体力の限界を感じながらも、誰よりも競技に寄り添う織田は、やはり世界陸上に欠かせない存在なのかもしれない。

動画・画像が表示されない場合はこちら

動画・画像が表示されない場合はこちら



    ランキングエンタメ

    ニュース設定