
ここまで沈黙を守ってきましたが、高市早苗氏が自民党総裁選に出馬の意向を表明しました。
「明日、政策の記者会見」 前回石破総理に一歩及ばなかった高市氏が決意固める高市早苗 前経済安保担当大臣(18日午後1時すぎ)
「私、高市早苗は、来たる自由民主党総裁選挙に立候補する決意を固め、明日、政策の記者会見を開かせていただきます」
前回の総裁選では、決選投票まで進んだものの、石破総理に一歩及ばなかった高市氏は、当時悔しさをにじませていました。
高市早苗 前経済安保担当大臣(2024年9月)
「私の敗北は私自身の力不足でございます。多くの方に助けていただきながら、申し訳ないことだったと思っております」
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すでに茂木敏充氏、小林鷹之氏、林芳正氏が出馬を表明。20日には、小泉進次郎氏が政策発表会見を行う予定です。
総裁選は、この5人による争いが事実上、固まりました。
高市氏は18日、党の実力者・麻生太郎最高顧問と面会し、総裁選への決意を伝えたということです。
ここまで沈黙を守ってきましたが、カメラの前で3分ほど意気込みを語りました。
高市早苗 前経済安保担当大臣
「今必要なのは皆様の暮らしや未来への不安を夢や希望に変える政治です。そして日本が直面するクライシス(危機)、これを克服するための強い政治でもあります。政策はまた明日、よろしくお願いいたします」
井上貴博キャスター:
出馬の意向、表明、会見と、すべての候補者の動向がニュースになりますが、これから1か月間は自民党のキャンペーンが続くのかというのは感じますね。
出水麻衣キャスター:
(高市氏は)18日に出馬表明をして、19日は政策の記者会見ということなので、2度注目を集めるというのも、一つの狙いや戦略があるのだろうというのが透けて見えます。何を語るか注目ですね。
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井上キャスター:
TBSスペシャルコメンテーターの星浩氏によると、「保守の高市氏が石破総理の中道派層も取り込むための政策を練っていたのでは」とのことで、このことから、あまり公の場に姿を現さなかったのではないかということです。
19日に政策の記者会見が行われます。
そして、小泉氏の記者会見も控えています。