限定公開( 1 )
畑芽育(23)と野村康太(21)主演の縦型ショートドラマ「一寸の光陰」リメイク版が、TikTok(ティックトック)、インスタグラムなどの各プラットホームで配信を開始した8月30、31日から2週間で、全2話の総再生回数が1000万回を突破した。劇中で幼なじみを演じた畑と野村は、大手芸能事務所・研音の先輩、後輩で、地上波ドラマでもキャスティングが難しい2人の、しかも初共演がショートドラマで実現したことも話題を呼び、17日時点での再生回数は1116万4000回に上り、映画化を望む声も続出している。
「一寸の光陰」は、縦型ショートドラマを起点とした新しい作品制作の挑戦を行うプロジェクトとして23年に始動した「ショードラ」と、21年5月に6人で結成し“日常で忘れがちな小さな愛を”をテーマに縦型ショートドラマを作り続けるクリエイター集団「ごっこ倶楽部」が、タッグを組んで制作。畑演じるヒロイン愛須佳寸美に、久しぶりに再会した野村演じる幼なじみの影山光が「1000万円で1カ月だけ彼女になってくれ」と提案し“1カ月限定の恋人契約”を結ぶところから始まるラブストーリー。最初は戸惑いながらも、ともに過ごす日々の中で佳寸美の心は揺れ、2人は“恋人ごっこ”以上の絆を育んでいく。多くの視聴者から「泣いた」「涙が止まらない」とのコメントがあふれ、Xでは「ショードラ」がトレンドワード入りした。
畑は「野村康太さんと共に主演を務めさせていただきました。以前にもショードラ作品に出演させていただいて、またご縁がありこうして素敵な作品に携われたこと、そしてたくさんの方から反響があったこと、本当にうれしい限りです」と、大反響を喜んだ。野村は「今回、事務所の先輩でもある畑芽育さんとは初めて共演させていただいたのですが、役として向き合った時に何度も吸い込まれそうになるくらい魅力的で素敵な方で、刺激を受けることができました」と、畑との初共演で感じた手応えを口にした。そして「SNSでも、たくさんの反響があり、かっこいい! お芝居が素敵! 思わず泣いちゃいました!などのコメントがいくつもあって、本当にうれしくて、ほぼ毎日コメントをチェックしています!!」と反響の大きさに感激した。
2話に差しかかると、恋人ごっこを通じて佳寸美と光が過ごした濃密な日々の中、別れの時が残酷に迫る。その中、光が残した言葉と手紙が佳寸美の未来を照らし、彼女は前を向く決意をし、未来を優しく変えていく。限りある時間を生きる切なくも温かい物語となった。畑は「短い時間の中で、佳寸美の感情や変化をどう表現するか。そして野村さん演じる光との限りある時間の中での切ない恋模様をいかに細やかに表現できるかを考えながら撮影しておりました」と撮影を振り返った。その上で「2人に立ちはだかる運命がどのようなものになっているのか、ぜひ皆さまの目でご覧いただければと思います」と呼びかけた。
野村は「光は、ベンチャー企業の元社長でちょい俺様系のツンデレというまさに韓国ドラマに出てきそうなキャラクターで、台本を読みながら早く演じたいとワクワクしていました!」と役どころを説明。「引き続き『一寸の光陰』を楽しんでいただけるとうれしいです!」と期待した。
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