
【写真】及川光博、エプロンがかわいいクランクインショット
及川の撮影初日は、玄一が働く動植物園でのシーンから始まった。クランクイン後の感想を求められた及川は「朝からの撮影だったので、そよ風も吹いていて『あ、想像していたよりも暑くないな』っていう、そんなファーストカットでした」とコメント。
しかし、午後からの撮影を前に「とにかく太陽が怖い(笑)」と猛暑を心配する場面も。「予想では、今日の最高気温が36℃ということで。私、汗はかきますよ、人間ですから。いいですか、スタッフの皆さん? あんまり汗がひどいようでしたら、編集でなんとかしてください(笑)。よろしくお願いします」とユーモアを交えながら「省エネであまりはしゃがず、落ち着いた気持ちで波多野玄一という役と向き合っています。今のところ順調です!」と話した。
また、座長としてどんな現場にしていきたいかという問いには「この組の座長としてはですね、手越(祐也)くんに頑張ってもらう! 人まかせか!(笑)」と笑顔。「彼の心のバッテリーは常にフルなので、ムードメーカーとして現場を盛り上げていただいて、私は省エネでお芝居に集中するという作戦を考えています。朗らかな現場にしたいですね」と共演の手越を頼りつつ、共に現場を盛り上げていこうと意気込んだ。
そんな及川の恋のお相手役となる手越と、トーヨコ中学生役のヒロイン・白鳥は、及川より一足先にクランクイン。手越は「やっと来たなって感じです! 初日が来ることをめちゃくちゃ楽しみにしていました。今後ミッチー(及川)も入って、皆での掛け合いも含めて、すごく楽しい撮影現場になりそう」、白鳥は「すごく緊張していたんですけど、手越さんが空気を和らげてくれて私の気持ちも一緒に和らぎました。ありがとうございます、手越さん!」とコメント。
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本作は、現代にさまざまな偏見の中で生きる「社会のすみっこ」にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描く。
ちょっと不器用で、やたら情に厚い男・波多野玄一。50歳。「人間は恋と革命のために生まれてきたんです!」。その胸をふるわせたのは、中学教師の作田索。38歳。だけど彼は、人生も恋も冷めきったようなクールなゲイ。「恋なんていらない。革命はずっと“不革命”。僕の人生は、まだズッポリ模索中ですから」。それでも玄一は、あきらめない。「だったら…“家”、買いませんか? 2人の名義で。別れるのが死ぬほど面倒になるように。“家”を、僕たちの“かすがい”にするんです!」。恋の告白なのに、なぜか物件購入の打診—。真剣すぎて、どこかバカ。だけど本気。
そんな2人の前に現れたのは、15歳の少女・楠ほたる。トーヨコに入り浸る訳アリ少女が、大金を手に言い放つ。「私、あなたを買います。3000万円で。中学卒業までの半年間、親のフリしてください」
恋も人生も、ままならない。でもそれでも人は、誰かと関わってしまう。社会のすみっこでつながった、3人の奇妙な生活。笑って、泣いて、笑っちゃう、奇妙なホーム&ラブコメディー。
日曜ドラマ『ぼくたちん家』は、日本テレビ系にて10月12日より毎週日欧22時30分放送。
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