「先生、まだ私死ねません」がん「再々々発」59歳女優語る壮絶治療、13年子宮全摘に始まり…

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2025年09月19日 14:18  日刊スポーツ

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テレビ朝日

がんの再々々発により闘病中の女優古村比呂(59)が19日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜午後1時)に出演。自身の闘病生活について言及した。


2012年、46歳の時に子宮頸がんと宣告された。「その時は初期の状態で手術を終えれば、よくなりますよという状態だったんですけど、それから長く続いているんですけど」と切り出した。


「最初は自覚症状がなかったですし、検査が間違ってると思った。先生に向かって『先生、まだ私死ねません』と思わず返してしまったんですよね」と打ち明けた。その後、子宮の全摘出手術を受けたという。


そして5年後に再発。「ちょうど5年は区切りの年。検査の日が手術をした日と重なっていたので、喜びの検査と思っていたんですけど、再発の疑いがありますって言われて。子宮を取ったのに、なんで?と。ちょっと戸惑った」と語った。


「検査に引っかからないがんっていうのがあって、それが5年たって大きくなって引っかかって。再発になった可能性があるって言われて。がんは甘いものではないなと思い知らされましたね」としみじみ語った。


その際、3人の息子に相談したといい「どうしようかって。息子たちも『治療するしかない』と」。治療は半年で終了したが「一時よくなったんですけど、また検査で見つかっちゃったんですよ。その時、再再発。3回目のがん治療をすることになりまして」と説明。


「その時はあちこち、肺とか転移してたんで。よくならないっていうことも言われたんで。どう、がんと向き合っていいか混乱しまして。その時は治療法あると言われたので、それをやりまして。抗がん剤治療でした。それを1年ぐらい投与すると、調子がよくなった。がんはみられなかった。2019年の1月に終わって。それから経過観察になったんですね」と続けた。


そして「これでもう、OKと思います、だったんですが、2023年の1月にまたがんが見つかってしまって。数値が異常になって。CT撮ってPET検査を撮りましたら、傍大動脈リンパ節っていう、1度がんができてるところにまたできしてしまって。その時、たまたま承認された治療薬で治療できると。ドクターからも治療がありますからっていうことで、やれることできて。今もその治療を続けてるんですね」と当時を振り返った。


古村は今年2月に自身のブログで「私が子宮頸がんにり患したのは2012年 その時は13年後抗がん剤治療を受けている自分を全く想像していなかった 私が今も治療できるのはがん治療日進月歩のおかげかと感謝します」とがん治療の進歩に感謝を伝えた。


そして「2017年 2018年 2023 年現在と三度の抗がん剤治療で感じるのは がん治療の今を知り自分が納得して治療することが最善の治療となる感覚です」と、自身の考える「最善の治療」をつづっている。

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