2025年のSROジャパンカップのGT3チャンピオンを獲得したHitotsuyama with Cornes Racingの都筑晶裕/川端伸太朗 9月12〜14日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されたSROジャパンカップ第4ラウンド。2年目を迎え強力なコンペティターがそろうなか、第2ラウンドのレース2での優勝をはじめ、シーズン5回の表彰台を獲得する結果を残したHitotsuyama with Cornes Racingの296号車都筑晶裕/川端伸太朗組がGT3チャンピオンを獲得した。レース後、ふたりにタイトルの喜びを聞いた。
GTワールドチャレンジ・アジアから分かれ、2年目のシーズンを迎えたSROジャパンカップは、第2ラウンドの富士では25台が参戦するなど、2024年からさらに競争のレベルが上がった。そんなシーズンは毎戦のようにウイナーが変わる一年だったが、コンスタントに表彰台を獲得し、シリーズをリードしてきたのが都筑/川端のコンビで参戦するHitotsuyama with Cornes Racingだった。
ただ、8月29〜31日に岡山国際サーキットで開催された第3ラウンドでは、チームは苦戦。BINGO Racing with LM Corsaの9号車を駆る武井真司/笹原右京組にランキングで先行を許してしまった。さらに、seven x seven RacingのBANKCYも肉迫。プロとしてチームを引っ張る立場にあった川端には大きなプレッシャーもかかっていた。