
【写真】「Mリーグ」雷電のお疲れ会を“球界No1のピッチャー”が開く ファンびっくり
この日、萩原はU-NEXT Piratesの瑞原明奈(最高位戦日本プロ麻雀協会、以下最高位戦)、セガサミーフェニックスの醍醐大(最高位)、BEAST Xとして「Mリーグ」に復帰を果たした東城りお(連盟)の3選手と相まみえた。
東城が東4の親番に6000オールを和了ってダントツのトップに立って迎えた南場。2着争いに巻き込まれた萩原だったが、南1の親番でドラ4sを暗刻にして良形の1・4mリーチ。これを高め4mでツモ和了り、リーチ、ツモ、タンヤオ、ドラ3、さらに裏が3つ乗るという幸運にも恵まれ、親の倍満8000オールを決めて東城を逆転。その後も瑞原が東城から裏3を和了るなど、激しい展開となったが、終わってみれば萩原が逃げ切り、チーム初戦で初トップという好スタートを切ることに成功した。
試合後に撮影したチーム公式YouTube動画では、萩原が8000オールを振り返り、「8年やってて初めてですよ? 信じられなっスよ。俺だけじゃない?」と、自身の「Mリーグ」初8000オールに驚きを示した。
ただ、萩原がうれしかったのは裏3ではなく、そこまでの「展開運」に恵まれたことだったという。24sの形で持っていたときに、先に両面の1・4mが埋まってカン3sになっていた可能性に言及。実はこのとき、ドラ表示牌3sはもう山に残されていなかった。その後、ドラ4sを2枚重ねて両面リーチができた。萩原は「裏3乗ったのも運かもしれないですけど、それよりも(先に1・4mが入って)カン3s聴牌を取らなくてすんだ。その運に恵まれた。そういう展開運がMリーグでは大事」と、初の8000オールを噛みしめるように話していた。
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