今年4月に食道がんと咽頭がんに罹患していたことを公表したお笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明(63)。間もなく半年が経とうとするが、芸能界の仲間たちも闘病生活を気にかけているようで――。
「みなさん大好き石橋貴明と、俺ご飯食べてきたから」
9月18日深夜放送の『木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)で、こう切り出したのはお笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼(54)。思わぬ報告に相方の小木博明(54)が「よかった、よかった。この間、画像を見てさ」と漏らすと、「週刊誌に撮られてたね」と反応した。
というのも、9月11日発売の『女性セブン』では石橋の近況が報じられたばかり。記事ではテレビ局関係者が、石橋について抗がん剤の投与と食道を切除する手術を受けたことを証言。石橋は抗がん剤の副作用によって一時的に食事もとれず、一気に痩せてしまったという。8月下旬に撮影された近影も掲載され、被っていたキャップからは白髪が見え、着ていたポロシャツが大きく見えるほど腕や首回りが痩せ細っていたのだ。
小木が見たという“画像”とは、この報道に掲載された石橋の近影を指すものと思われる。小木が「ちょっと耐えられなかったわ、見ててもう……。こんなガリガリになっちゃって、もうどうしようと思って」と弱々しい声で嘆くと、矢作は「俺だってそれ心配でさ、『ご飯食べましょう』なんつって」と石橋に声をかけたことを明かした。
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矢作によれば、会った瞬間にTシャツをめくって「見ろ、お前。この細さ」と痩せた腕を見せてきたという石橋。矢作は「7キロぐらい痩せたって言ってたかな」と語り、石橋とレストランの個室に入ったときのことを振り返って「全部手術跡を見せてきて。『見ろ!こんな感じだぞ!』って。もうガッリガリよ」と驚嘆。
また、「話を聞いたら結構大変な手術だったから」と述べるも、「(食事を始めて)数時間後にはその感じがもう“タカさん”だから、違和感ないのね。見慣れちゃって」とコメント。相方の話に耳を傾けていた小木は「そうやってさ、ご飯も食べれるようになってるってのが嬉しいわ」と相槌を打ち、安心した様子だった。
いっぽう、「傷口って見せたいんだね」とも語った矢作。小木が「結構大きいでしょ?傷口」と投げかけると、「大きいよ。声だけちょっと小さい。声はやっぱ出てないけど」と石橋の様子を明かしつつ「徐々にですけど、とりあえず安心しましたよ」と締めくくっていた。
おぎやはぎと石橋といえば、昨年12月に配信された『石橋貴明 THE強運マスターズ2024』(ABEMA)で共演したことも記憶に新しい。矢作の報告を取り上げたネットニュースのコメント欄では、“タカさん節”全開だったという石橋に安堵する声や、石橋の近況を明かしてくれた矢作に感謝する声が広がっている。
《誰かと食事に行くようになってきたのは嬉しい。沢山栄養つけて治療をして乗り越えて欲しい》
《まだそんなに食べられるわけじゃないと思うけど、数時間の食事会に居られる体力、仲間に会いたいと思える気力に安心した》
《こういう話してくれた矢作さんに感謝です。タカさんがどういう状況か全くわからなかったから誰か教えてほしいってずっと思ってた》
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「4月に『週刊文春』が石橋さんについて、フジテレビと親会社が設置した第三者委員会から、フジの女性社員に対する“セクハラ事案”でヒアリング調査を求められていたことを報じました。石橋さんががんに罹患していることを公表したのは、その直前のこと。そのため、“逃げようとしているのでは”と心ない声もありましたが、実情は異なりました。
当時、石橋さんは手術を終えた後で、集中治療室から一般病棟に戻ったばかり。その際に、『週刊文春』の報道を知ったそうです。フジの件に関しては《10年余り前のことで記憶が曖昧》としつつも、発表したコメントのなかで当該女性社員に対して真摯に謝罪していました。こうした出来事があったとはいえ、仕事関係者やファンなど多くの人が石橋さんの復帰を待ち望んでいます。石橋さんも復帰できるよう、いまは懸命に病と向き合っていることでしょう」(芸能関係者)
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