松任谷由実「アイドルが大嫌いだった」けど、松田聖子に楽曲提供した理由「独特の色気がある」

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2025年09月20日 11:22  日刊スポーツ

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松任谷由実(2020年撮影)

シンガー・ソングライター松任谷由実(71)が、パーソナリティーを務める19日放送のニッポン放送「松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD」(午後10時)に出演。「アイドルが大嫌いだった」と明かしながら、松田聖子に楽曲提供した理由について語った。


この日は松田がゲスト出演。松任谷は呉田軽穂名義で「赤いスイートピー」「瞳はダイアモンド」など松田に多くの楽曲を提供していたが、当時について「その頃私、アイドルというものが大嫌いだったんです」と打ち明けた。また「ザ・芸能界、さんぜんとすごかった昭和の時代。アウェーから出てきたから。みんな異物を見るように」と、アイドル全盛の時代にシンガー・ソングライターとして活動していた自身に注がれる視線を振り返った。


続けて「アイドルの世界って、私がやっていたことの表面をスッと持っていくことができるのね、女の子だし」と回顧。「一生懸命自力で作ったものを上澄みだけ持っていかれちゃうと思っていて」と悔しい思いがあったと話した。


松田については「聖子ちゃんは私が当時大嫌いだったアイドルの世界の最高峰だったので」としつつ、「松本(隆)さんから『曲書かない?』と話が来て。『ライバルに曲書かない?』って言われたのよね。松本さんと私がライバルって意味なのかしらと思ったら、聖子ちゃんってことで。ムッときて、ムッときた勢いでやるわよとなったかもしれない」と笑った。


楽曲提供を引き受けた理由については「アイドルの世界が嫌いだったってことを、松田聖子という人への好奇心が上回ってね」。また「聖子ちゃんには独特の色気があるんだよね」と話すと、松田を「ええ!?」と驚かせた。松任谷は「他のアイドルとは違う。声から来るものだと思うんだけど。ルックで言ったらもっとセクシーめな人は(いる)」と語った。


松任谷は松田の色気について「なんか独特の吸引力があるなと思った。それがスタジオでご一緒した時に、かんに障るところではあったんだけどね」とぶっちゃけると、松田も「あはは」と笑い声。「女の何かを刺激するような。こんな話ができるのも今となってはですよね」と感慨深げだった。

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  • それ以前にもアイドルソングはたくさん書いているでしょ。「その歌手の為に書いたんじゃない」と言うかもしれないけど、結局はアイドルが歌うような歌詞を書いてたじゃない。
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