19日放送のABEMA『ダマってられない女たち season2』に出演した浦野一美(C)AbemaTV ABEMAの番組『ダマってられない女たち season2』#3が、19日午後10時より放送され、元AKB48の一期生・浦野一美が、第1子出産直後に発症した産後1万人に1人という稀な病「直腸膣ろう」との過酷な闘病生活を告白した。
【番組カット】稀な病「直腸膣ろう」過酷な闘病を告白した浦野一美 浦野は、28歳でグループ活動を終え恋愛解禁となるも、なかなか出会いがなく母親の紹介で出会ったという6歳年下の夫と結婚。その後、38歳での高齢出産を乗り越えた矢先に悲劇が起こった。
無痛分娩を選択し出産に臨んだ浦野は、麻酔の影響でうまくいきむことができず膣と肛門の間にある会陰体を切開して出産し、痛みに苦しんだという。出産から一ヶ月が経っても「円座クッションがないと座れない」という状態が続き、その後も「外で突然(膣から)ガスが漏れる」といった異変に加え、ついには「便が、膣から出てた」という衝撃的な症状に見舞われた。
食べた後に消化された香辛料が「膣の中でチクチク!って刺激をしてきて、それが結構キツかった」という当時のリアルな痛みを語った浦野は、友人との外出も避けるようになり、一人で悩む中で自らインターネットで検索し、自身の症状が「直腸膣ろう」であると突き止めた。
夫に病気を打ち明ける際には「信用してもらえないと思って」「患部を直接見せました」と当時の切実な状況を告白。夫は「こんな事あるんだ!」というリアクションだったものの、その後は浦野が不安にならないように、気づかいのあるリアクションをしてくれたと振り返った。その後、経験者のブログ等で治っている方もいることを見つけ「だったら(完治に)賭けるしかないな」と希望が持てたと言い、手術を決意したと明かした。
手術は無事成功し、術後のケアとして勧められたリハビリが性行為だったという驚きの告白をすると、スタジオからは驚きの声が漏れた。病を乗り越え第2子も無事出産した今、公表に至った想いを「このつらすぎる経験をされてる方が日本中に、年間50人とか、少なかったとしてもいらっしゃるって思ったら、少しでも楽になれるっていうところを共有したい」「とにかくこの病気が関係ないって思わないで、知識として、『あ、こんな病気あるんだ』って知ってもらうことが、一番私のなかでは大きな課題」と涙を浮かべながら訴えた。
VTRに対しMEGUMIは「かなりセンシティブな体験を共有してくださって」と感謝を述べ、「(私たちも)なる可能性がある」とトークを展開。また「ご主人が素晴らしい」と夫の支えを称賛。センシティブな悩みを誰に相談するかというトークでは、池田美優は「旦那には何でも言ってる」「トイレも開けっ放し」「お風呂も毎日(一緒に)入ってる」と明かし、驚きと笑いが起こった。