6歳の時から「あっぱれさんま大先生」初期レギュラーとして活動した元子役タレント中武佳奈子さん(43)が20日配信のABEMA密着番組「NO MAKE」に出演。全盛期の収入を明かした。
「あっぱれ〜」では「かなちゃん」の愛称で人気を得た中武さんが、現在はシングルマザーとなり、イベント会場のアルバイト販売員として生計を立てている現状を放送。介護施設、総菜店、ラブホテルの清掃員、新聞配達、乳酸菌飲料の配達などを経験したという。
「あっぱれ〜」出演時について、中武さんは「当時の私たちは『あっぱれブランド』と言われているぐらい、『あっぱれさんま大先生』の名前を出せば仕事を取れるぐらい」と回想。当時の収入について「あんまり分からないんですけど、『億』はいっているはず」と断言し「私の場合は母が管理している感じです。父は父で、自分の働いたお金が全部自由になるので、めちゃくちゃ女遊びしてました」と語った。
当時、中武さんは、他の出演者に話をかぶせていく自身のキャラに徐々に「申し訳ない」との思いが生まれ葛藤したが、母は「ステージママ」化していき、親子に溝ができてしまったという。「『あっぱれ』に出ることをやめたいと言った時期があるんですけど、親に止められました」と振り返った。その後は、徐々に仕事が減少し、28歳で芸能界を引退した。
「あっぱれさんま大先生」は88年から96年にかけてフジテレビ系で放送された、明石家さんまが先生役として子役と交流するバラエティー。著名タレントとなった出演者には内山信二、山崎裕太、前田愛らがいる。
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