水上恒司が見た白い服の少女とは…不穏な空気の冒頭映像『火喰鳥を、喰う』

水上恒司主演映画『火喰鳥を、喰う』より、冒頭約3分半の本編映像が公開された。

本作は、「第40回横溝正史ミステリ＆ホラー大賞」大賞・受賞作の映画化。『空飛ぶタイヤ』『シャイロックの子供たち』の本木克英監督、『ラーゲリより愛を込めて』『ディア・ファミリー』の林民夫が脚本を手掛けた。

冒頭から不穏な空気が漂い、謎が散りばめられた本作。映像は、雄司の祖父・保の兄で、戦死した先祖・貞市の名前だけが削られた墓の前で立ちすくむ雄司（水上恒司）と夕里子（山下美月）ら。何者かによるイタズラだろうと推測するが、貞市の名前だけが消されていること、そして貞市のものと思しき日記が発見されたと知った日であることから、恐怖のような違和感を覚える夕里子。

そして、ふと雄司が畑に目を向けると、こちらをじっと見つめ、静かに微笑みそっと口に人差し指を当てる白い服の少女が。

さらに、異様な空気を放つ＜アバン＞も特別公開。不穏な劇伴に乗って、日記の文字や不敵な笑みを浮かべる軍服の男、物語の鍵となるワードが次々と映し出される。

『火喰鳥を、喰う』は10月3日（金）よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。




（シネマカフェ編集部）