演歌歌手の辰巳ゆうと(27)が20日、大阪松竹座で松竹創業130周年「秋だ!笑いだ!松竹新喜劇9月公演」の初日を迎えた。
老朽化のため、来年5月公演で終了を迎える大阪松竹座で行われる最後の松竹新喜劇。そのゲストとして、辰巳は「愚兄愚弟」「駕籠や捕物帳(かごやとりものちょう)」に出演。「駕籠や−」では客席降りに歓声が上がる場面もあった。
カーテンコールでは「駕籠や−」の殿様の扮装(ふんそう)で「運命の夏」などを披露し、「歴史ある松竹新喜劇公演に出演させていただけること大変うれしく思っております。大阪府藤井寺市出身で、買い物をする時はいつも難波に来ていたので、何度も松竹座の前を通っていましたし、高校生の時には歌舞伎を拝見したこの劇場に立つとは思っておらず、本当に貴重な機会をいただきました。千秋楽まで精いっぱい頑張ります」とあいさつした。
公演は28日まで。
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