
20日、北海道の釧路地方と十勝地方では、線状降水帯による非常に激しい雨によって大雨災害発生の危険度が急激に高まっています。低い土地の浸水、土砂災害、河川の氾濫に厳重に警戒してください。
北海道の釧路地方と十勝地方に「線状降水帯」発生 深夜に災害発生の恐れ
21日午後3時17分、北海道の釧路地方と十勝地方に「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。低気圧や前線の影響で、北海道の釧路地方と十勝地方では線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。
北海道の東部では、あと数時間は活発な雨雲がかかり、雨の降る量がさらに増えるでしょう。深夜に災害発生の恐れがあるため、いっそうの警戒が必要です。不用意に外には出ずに、命を守る行動をとってください。
線状降水帯発生時にとるべき行動とは
線状降水帯が発生している場合は、すでに土砂災害や洪水による災害発生の危険度が、急激に高まっている状態です。
自治体からの避難に関する情報を確認のうえ、早めの安全確保を心がけましょう。すでに避難することが危険な場合、家の中の、崖や川から離れたできるだけ高い所で身を守るようにしてください。(ただし、土石流が想定される箇所においては、危険な区域の外へ退避する、もしくは堅牢な建物の高層階に避難することが基本です。)
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