「ペースを最大限発揮できるチャンスはまだ十分ある」「これまでの努力を結果につなげたい」/F1第17戦予選コメント(1)

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2025年09月21日 16:30  AUTOSPORT web

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2025年F1第17戦アゼルバイジャンGP 角田裕毅(レッドブル)
 2025年F1第17戦アゼルバイジャンGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーたちが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーは角田裕毅(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)だ。

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)予選 10番手(Q1=3番手1分41秒458:ソフトタイヤ/Q2=6番手1分41秒519:ミディアムタイヤ/Q3=10番手 ノータイム)

「今日はミディアムが最適のコンパウンドだと考えて賭けたが、残念ながらQ3の開始時に小雨が降り、気温が下がったことで、タイヤを適切な温度域に入れるのが難しくなった」

「あそこのコーナーで攻めすぎた。グリップがなく、ミスをしてしまった。今日は僕たちも含めて、いくつかのチームが運に恵まれなかったと思う。明日は最善を尽くして、前に戻るために戦わなければならない」

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)予選 9番手(Q1=7番手1分41秒839:ミディアムタイヤ/Q2=3番手1分41秒414:ソフトタイヤ/Q3=9番手 ノータイム)

「予選を残念な形で終えることになった。少しだけプッシュしすぎてしまい、その代償を払うことになった。マシンの感触は良く、ポールを争える状態だっただけに悔しい。僕たちにはペースがある。それを最大限発揮できるチャンスはまだ十分ある。明日どこまでできるか見てみよう」

(予選直後のインタビューで語り)「おそらく少しブレーキングが少し遅かったのだと思う。振り返って確認する必要がある。マシンの感触は良く、ペースもあっただけに、こうした形で終わってしまったのは残念だ」

「今日のどこですべてが狂ったのかを確認するつもりだが、今日はマシンに対する満足度は大きく改善していた。それは良いことだよ。明日は何とか挽回したい」

■アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)予選 8番手(Q1=5番手1分41秒656:ミディアムタイヤ/Q2=8番手1分41秒647:ミディアムタイヤ/Q3=8番手1分42秒372:ミディアムタイヤ)

「本当に難しい状況のなか、チームは素晴らしい結果を出した。僕たちは、最終ラップの最終コーナーまでは、セッションを完璧にこなしたが、その最終コーナーで僕は縁石に少し強く乗りすぎて0.8秒を失った」

「一番重要視したのは、最大限に攻めながら、コース上にとどまることだった。マシンはものすごく速く感じた。赤旗の後にもう一度アタックしようとしたが、ミスをしてしまった」

「もう少し良い結果を望んでいたとはいえ、ポイント獲得に向けて良いポジションにいる。すべてはこれからだ」

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)予選 7番手(Q1=1番手1分41秒322:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分41秒396:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分42秒239:ソフトタイヤ)

「特に最後のラップは乱れてしまい、十分な出来ではなく、難しい予選だった。小雨が降ったり、路面コンディションの難しさもあり、どこまでリスクを取るべきか、判断が難しかったが、今回は思うような結果が出なかった」

「明日に目を向ければ、ペースは良さそうなので、今日失ったポジションを取り戻せるように全力を尽くしたい」

(予選直後のインタビューで語り)「もちろんポールポジションを獲りたかった。でも最後のランで十分に速さがなかった。それまでは調子が良かったので、またクラッシュが起きてもラップタイムを記録できるよう、コースに最初に出るというリスクを取った」

「でも、雨が少し残っていて、路面状態は厳しいものだった。勝つときもあれば負けるときもある。最終ラップでウォールにヒットしたが、それは小さなミスだった。先頭でコースに出たことで、路面コンディションが厳しく、代償を払うことになった」

「このコースでオーバーテイクをするのはかなり厳しい。(ポールを獲得した)マックス(・フェルスタッペン/レッドブル)は、週末を通して速さを見せている。明日勝利を目指すのは現実的ではないかもしれないが、もちろん最大限のポイントを狙うつもりだし、オーバーテイクを仕掛けていかなければならない」

■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)予選 6番手(Q1=12番手1分42秒347:ミディアムタイヤ/Q2=10番手1分41秒788:ミディアムタイヤ/Q3=6番手1分42秒143:ソフトタイヤ)

「今日はこのチームでのこれまでで一番良い予選結果を残せて、とても前向きな成果になったと思います。自分たちが正しい方向に進んでいることを示せました」

「赤旗やコンディションの変化でとても混乱したセッションでしたが、最後までクリーンに走れたこともうれしく思います。バクーはいつも特別で、ほんの数ミリの違いで状況が変わり、黄旗や赤旗のリスクが常にあります。さらに今日は風への対応も必要で、それも克服しなければならない要素のひとつでした」  

「Q1からはすべてのラップをしっかりまとめ、競争力を維持できたのが大きな収穫でした。Q3の最終アタックでは、基準となるラップがなかったので、まとめるのが難しかったですが、それでも6番手という結果には満足しています」

「自分自身もチームもパフォーマンス向上のために懸命に取り組んできましたし、マシンに加えた変更が確実に助けになっています。僕はシミュレーターでも多くの作業をしてきており、その成果が少しずつ表れてきているように思います」

「明日は厳しい戦いになると思いますが、とても楽しみにしています。フリープラクティスでのロングランペースが良かったので、これまでの週末の努力をしっかり結果につなげたいです」

(走行直後のインタビューで語り)「(この予選結果を)ポジティブに受け止めています。6番手はこのチームに来てからのベストポジションですから。こういう予選では、何が起こってもおかしくないですし、すべてが簡単に崩れてしまう可能性もあります。Q3の最後のランに満足しているわけではありませんが、それでも6番手は受け入れますし、明日を楽しみにしています」

(「プラクティスでのロングランペースから、決勝で順位を上げることを期待しているか」と聞かれ)「そうですね。昨日はとてもポジティブに感じていました。ロングランに関しては希望以上の感覚を持っています。実際、いくつかドライビングスタイルやマシンの変更をした後に一度ロングランを走ったのですが、それが良かったんです。だから明日はそれを再現することが必要です」

「明日はきっちり周回し、ポジションを上げていくことが目標になります」

[オートスポーツweb 2025年09月21日]

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