スーパーGT第6戦SUGO決勝日 64号車Modulo CIVIC TYPE R-GT 大草りき スーパーGT第6戦SUGO、48周目に発生したマルチクラッシュで赤旗中断となった中、クラッシュに巻き込まれてピットロード入口で大破した64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTをドライブしていた大草りきが、ピットに戻り、状況を話した。
「そもそも、Dステーション(777号車D'station Vantage GT3)が飛び出してるのが最終コーナー立ち上がってる時はもう見えなくて、でもなんかちょっと土煙が上がっていたので、誰かが飛び出したんだろうなと思っていたのですけど、あんなに大きいことになっているとは思っていなくて、というのを最終コーナーから登り切った時に気づきました」
「それまで20号車(シェイドレーシング GR86 GT)は見えていなくて、登り切ったところで一応、一番右側で減速したのですけど、20号車がもう、タコ踊りしながら右に飛んできていて、自分の行き場がなくなって、そこでぶつかってしまいました」
映像ではかなり大きなクラッシュに見えるが、大草は軽傷であることを強調した。
「見た目ほど、ですね。(右肘内側を)ちょっと変なところに引っ掛けちゃって(大きな絆創膏で保護)。死ななくて良かったです」
大草にとっては、クラッシュよりむしろ、4番手を走行していて表彰台のチャンスが見えたレースでのアクシデントに悔しさを見せた。
「4番手で、夢を見ちゃっていました。(表彰台)行けたかなと思ったんですけどね。悔しい。でも明らかに成長できているのは感じて来ているので、残り2戦、意地でも取りに行きます」と大草。
大草のマシンは大きな衝撃があったように見えたが、Gセンサーは規定値を超えていなかったようで、メディカルセンターに行くこともなく、ピットに戻ることができたという。
https://twitter.com/riki_okusa/status/1969652241717215597
[オートスポーツweb 2025年09月21日]