お笑いタレントのひょうろく(38)が21日、都内でフジテレビ系「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(10月1日開始、毎週水曜午後10時)第1話完成披露試写会に登壇した。
本作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷の半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリー。三谷が同局系連ドラを手がけるのは25年ぶり。
バラエティー番組をはじめ、NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」への出演でも話題になったひょうろくは、フジ連ドラ初出演。本作では小林薫(74)がマスターを演じるジャズ喫茶「テンペスト」の従業員・仮歯(かりば)を演じている。
大ベテランの小林も三谷とのタッグは初。巡り合わせを喜びつつ、後ろに座っていたひょうろくに向けて「そういう事もあるんだよ、ひょうろくくん」と投げかけると、ひょうろくはおずおずと立ち上がり照れ笑い。慣れないドラマ撮影の現場では、小林がひょうろくの心のよりどころに。演技で疑問点があれば小林に指導を仰いでいるようで「めちゃくちゃ優しい。いろいろ聞いたら全部教えてくださる」と感謝。「監督さんとか忙しくされてて、質問しちゃ駄目だと思って。(小林さんが)暇そうにされていたから…」と天然な発言で会場の笑いを誘った。
指導は演技面だけでなく「ご飯の作り方を教えてくださる」と私生活に及ぶ。小林は「(ひょうろくが)あぶった厚揚げをご飯に乗っけて、しょうゆをかけて食べていると。せめてショウガをおろして、しょうゆを垂らしたらうまいよって言ったらめちゃくちゃ驚くんです」と回想。ひょうろくは「料理の時だけめちゃくちゃ厳しい」と苦笑しつつも「でも、すごい好き…。こんなすてきな人がいるんだと思って」とぞっこん。小林も照れくさそうに頭をかいていた。
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脚本家の三谷幸喜(64)俳優の菅田将暉(32)二階堂ふみ(30)神木隆之介(32)浜辺美波(25)アンミカ(53)バイキング西村瑞樹(48)ラバーガール大水洋介(42)も登壇した。
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