山口達也氏「この夏、親友が他界した」事件から丸5年“バースデー”の思いつづる

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2025年09月23日 05:01  日刊スポーツ

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山口達也氏のXから

TOKIOの元メンバー山口達也氏(53)が23日までにX(旧ツイッター)を更新。酒気帯び運転容疑で逮捕された日から5年たったことに言及した。


山口氏はアルコール依存症のため18年5月から19年4月まで専門病院で入院治療を受け退院し、翌5月からは通院治療を続けた。ただ、20年9月22日に酒を飲んでバイクを運転したとして、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで警視庁に現行犯逮捕され、その後東京区検に略式起訴された。23年3月には、アルコール依存症を患う当事者として、各種依存症者向け講演活動やセミナーを行う「株式会社 山口達也」を設立。治療を続けながら講演活動に励み、自身の経験を伝えている。


逮捕からちょうど5年が経過した今月22日に更新したXでは「あの日から丸5年 私の繋がっている自助グループでは“バースデー”と表現する 底つきを無駄にしてはいけない あの例えようのない日々があったからこそ今の私がここにいるのだ 今年も今日という日を迎えられた事、仲間に感謝しかない そして私を支え、心配をしてくれた人達にも 本当にありがとう」と書き出した。


さらに「そしてこの夏、5年前に繋がった自助グループで共に歩んできた親友が、他界した 毎朝彼から挨拶と周りへの感謝、どんな気持ちで今日一日を過ごしていきたいのかなど、LINEが届くのが日課でした あの日、いつものLINEのやり取りがあった数時間後、突然の訃報だった 彼はまだ私より随分と若い とても悲しく、寂しく… 最良の言葉が未だ見つからない 『もっと何かできたんじゃないか、違うやり方があったんじゃないか』 大切な人を失った経験のある人ならそう思い、自分を責めてしまうのではないだろうか 私も同様、どうしてもそう考えてしまう 大切な人がいなくなってしまった今、自分には何ができるのだろう… 後悔だけはしたくない やれる事は全てやったんだ うん、だから後悔はしていない そう考え、時間がかかったとしても事実を受け入れ、自分の命がある事に感謝しながら生きていくしかないのだと思う」とつづった。


続けて「君にとっては足りなかったかもしれないけど そう言わせてください 『自助グループに繋がって、仲間や周りの人達の支えのおかげで寿命を延ばしてもらっている』と彼はよく話していました 私も同様で、今日も私は周りの人達に“生かされている” 彼の命の火が消えたとき 私はこれからも真っ直ぐ強く生きていかなければと、背中を押され、力をもらい そして人生自体を諦めてはいけないのだ、と あらためて心に誓った これまでもそうだが、また彼に人生を助けてもらうカタチになった 生き続ける事の大切さと難しさ 全ての人がこの先どうなるか分からない事 普通に生きているってとても尊い事なんだと たくさんの気づき、笑顔、そして顔を上げる事の大切さ他、たくさんのものをいただきました 心から感謝してる 本当にどうもありがとう 君の分もしっかり生きてゆきます ゆっくり休んで下さい もし来世というものがあるのなら きっとまた会おう」と記した。

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