シルヴェスター・スタローンがAI技術で18歳になる『ランボー』前日譚を提案

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2025年09月23日 08:40  クランクイン!

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シルヴェスター・スタローンがAI技術で18歳になる『ランボー』前日譚を提案 (C)AFLO
 「ランボー」や「ロッキー」など、アイコニックな役どころを演じてきたシルヴェスター・スタローンが、自身をAI技術で18歳に若返らせて作る『ランボー』の前日譚を売り込んでいたことが分かった。

【写真】ランボーの罠で大爆発! 『ランボー ラスト・ブラッド』場面写真

 「ランボー」シリーズは、ディヴィッド・マレルの小説『一人だけの軍隊』を基に、ベトナム帰還兵ランボーの闘いを描いた作品。1982年に第一弾が公開され、2019年の第5弾『ランボー ラスト・ブラッド』で幕を閉じた。前日譚に関しては、すでに『ブラックアダム』やドラマ『ザ・リクルート』のノア・センティネオ主演で映画化が決定したが、スタローン自身も、以前からアイディアを温めていたそうだ。

 この度、The Playlistのポッドキャスト『Bingeworthy(原題)』にゲスト出演したスタローンは、AI技術を使って、自ら十代のランボーを演じるアイディアを売り込んだことを告白。「皆に、頭がおかしいと思われた。サイゴンにいる18歳の彼を作ることが出来るくらい、AIは洗練されている。だからそんなに無理な話じゃないんだ」と語った。

 また彼は、若き日のランボーを演じるノアに触れ、「本当に大変だ。彼は素晴らしい仕事をするかもしれないが、オリジナルを越えるのは大変なんだ」とコメント。そして、1971年公開の『追撃者』をリメイクした経験を振り返り、「俺も『追撃者』(2000)で経験したから分かる。皆、オリジナルを愛しているんだ。その上で、その先入観と闘わなちゃいけない」と語った。

 なおスタローンは、来年5月5日に回顧録『The Steps(原題)』を発売する予定。1969年にニューヨークで俳優業をスタートさせてから、1977年にアカデミー賞を獲得するまでの奮闘や生活苦、そして成功が鮮やかに力強く綴られるそうだ。
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