26日(金)の関東は熱中症に厳重警戒 暑さが戻り広く真夏日の予想

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2025年09月24日 17:09  日本気象協会

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日本気象協会

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26日(金)は昼間の気温が急上昇。関東地方では最高気温が30℃以上の真夏日になる所が多く、暑さがぶり返すでしょう。ここ数日は過ごしやすかったため、急な暑さで熱中症の危険度が高まります。こまめな水分補給と冷房の活用で熱中症対策をしましょう。また、涼しい朝晩との気温差が大きくなりますので、体力の低下や免疫力の低下にも注意が必要です。

26日(金)は厳重警戒レベルの暑さ

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関東地方はここしばらく涼しい日が続いて、東京都心は今日24日(水)も、気温が30℃に届いていません。
このまま涼しい日が続くかと思いきや、明後日26日(金)は再び暑くなる見込みです。

26日(金)の最高気温は東京都心と前橋、熊谷で32℃、横浜と千葉、宇都宮は31℃、水戸は30℃など広い範囲で真夏日になるでしょう。
熱中症情報では広い範囲で「厳重警戒」レベルになっています。涼しい日が続いていた分、急な気温の上昇で熱中症のリスクが高まる見込みです。

向こう一週間も気温は高め 天気は短い周期で変わる

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関東地方の週間予報を見てみますと、最低気温、最高気温はしばらく平年より高い状態が続きます。
晴れる27日(土)や30日(火)はカラッとした空気に包まれて過ごしやすいものの、雲が多い日や雨が降る日は「ムシムシ」「ジメジメ」といった体感になるでしょう。

一方、天気は日ごとに変わる見通しです。
28日(日)から29日(月)頃は広い範囲で曇りや雨で、天気がすっきりしません。今日24日(水)時点で大雨にはならない見込みですが、お出かけの際は雨具をご用意下さい。
その後も短い周期で天気は変わり、10月1日(水)は南部を中心に雨が降るでしょう。

熱中症を引き起こす条件

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熱中症は、誰でも発症するおそれがあり、引き起こす条件は、大きく3つ挙げられます。

1つめは「環境による条件」、2つめは「体による条件」、3つめは「行動による条件」です。
特に明後日26日(金)は、1つ目の「環境による条件」が当てはまります。
単純に気温が高くなった日だけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も熱中症の危険度が高まります。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。

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