イルカ「もう自分の手が届かない所まで行ってしまった」50年前誕生の名曲は「偉大な存在に」

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2025年09月24日 17:27  日刊スポーツ

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プレ55周年コンサートの会見を行ったイルカ

シンガー・ソングライターのイルカ(74)が24日、大阪市内で「プレ55周年 イルカコンサート〜あいのたね〓まこう!〜」(12月7日、東大阪市文化創造館)の取材会を行った。


新曲「あいのたね〓まこう!」(配信限定)をリリースしたばかり。「うれしくないことばかり起こるでしょ? ニュースといえば、災害や戦争、環境汚染。コロナもありました。少しでも憎しみの気持ちを包めるようなことが、私にもできないかと。孫も4人いますし、おばあちゃんの遺書のつもりで歌に込めました」とイルカ。


シュリークス時代の1971年(昭46)4月25日発売の「君の生まれた朝」でデビュー。ソロデビュー後、75年11月5日発売の「なごり雪」が大ヒットした。20世紀を代表する名曲誕生から、やがて50年。


「作者の伊勢正三さんとも話すんですが『もう、私たちの手の届かない場所まで行ってしまったね』と。子どもが親を追い越していくような、それだけ偉大な存在になりました。私自身、来年で55周年になりますが、こんなに長い間歌えるとは思わなかった」と、しみじみ語った。


気になるのは、やはり健康面。若い頃は毎日のようにお酒を飲んでは騒いでいたが「ほとんど飲まなくなりましたね。年に数回ぐらいでしょうか。今ではお湯を飲むだけで酔っぱらえる術を身につけました」と笑う。


見た目は「なごり雪」を発売した頃とあまり変わらないが、そのせいかSNSで「イルカさん、実はカツラじゃないか?」という疑惑があがったことも。「残念ですが、かつらじゃないですよ。染めてはいますけど」と笑顔で否定していた。


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