杉野遥亮&中条あやみ、13年後写す『ストロベリームーン 余命半年の恋』特別ビジュアルと新カット

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2025年09月24日 18:01  cinemacafe.net

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『ストロベリームーン 余命半年の恋』(C)2025「ストロベリームーン」製作委員会
當真あみ長編映画初主演作『ストロベリームーン 余命半年の恋』より、特別ビジュアルと新カットが公開された。

本作は、TikTokで話題を呼んだ芥川なおのベストセラー純愛小説の映画化。15歳の冬に余命半年となるも、限られた人生を懸命に生き抜く萌と、その周囲を支える人物たちの心温まるヒューマン・ラブストーリー。

映画本編の撮影も担った写真家・市橋織江が手掛けた特別ビジュアルに写されるのは、萌の夢でもあるストロベリームーンを見に訪れた湖での萌(當真あみ)と日向(齋藤潤)。

また、13年後の日向(杉野遥亮)と麗(中条あやみ)、萌と父・桜井康介(ユースケ・サンタマリア)と母・桜井美代子(田中麗奈)も写し出されている。

河川敷沿いで自転車を押す日向と、その近くで一緒に佇む麗の姿は、友人として長い年月が経っても変わることのない懐かしさと、穏やかな友情関係を感じさせる。自宅でノートを片手に笑顔を見せる萌と、その様子を見守る康介と美代子の姿もまた、心温まる優しい家族の絆がふんだんに滲み出ている。

さらに新カットは、先生として生徒に優しく語りかけたり、醤油工場で懸命に働いたりと、昔からの2つの夢を実現させた日向と、爽やかで明るい笑顔を見せる麗ら、13年前から変わることのない2人の魅力が感じられる。

萌を支える大切な存在として描かれる日向と麗。そして萌が亡くなった13年後の世界における、日向と麗として、どこか懐かしくも温かく物語を彩るのが、杉野と中条。2人について監督の酒井麻衣は「杉野さんからは、日向という人物に今まで何があったのか、今何を感じているのかが本当に繊細に伝わってきました。そっと寄り添いたくなるような、繊細な心の動きが圧巻でしたし、表情、呼吸、佇まいで常に映画の中心にいてくださったように感じます」と絶賛。中条に関しても「瞳から感じる感情の動きが素晴らしかったです。目線の一つ一つ、本当は何を想っているのか、何を心配して何に強がっているのか、観ている我々にいつも気づかせてくださいました」と賛辞の言葉を贈っている。

杉野は「醤油工場の職人と小学校の先生という2面性をうまく切り替えることを大切にし、齋藤くんが作り上げる日向をどこまで引き継ぐのかということは常に考えながらのお芝居でした。各シーンのセットや雰囲気もこだわりが感じられてとても素敵な現場だったと思います」と撮影をふり返り、中条も「原作もしっかり読み込んで、麗というキャラクターが持つ一面や魅了をイメージしながら撮影に挑んでいました。すごくピュアで心が洗われる物語だなと感じていて、そんな作品に携われて本当に良かったと思います」とコメントしている。

なお、本作の脚本を書籍化した『映画「ストロベリームーン 余命半年の恋」シナリオブック』の発売も決定。映画の場面写真や脚本・岡田惠和のあとがき、當真あみ、監督・酒井麻衣、原作・芥川なおのコメント付きとなっている。

『ストロベリームーン 余命半年の恋』は10月17日(金)より全国にて公開。

『映画「ストロベリームーン 余命半年の恋」シナリオブック』は10月10日(金)発売。




(シネマカフェ編集部)

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