2008年のスーパーGT第9戦富士スピードウェイを戦った初音ミク Studie GLAD BMW Z4。菊池靖と田ヶ原章蔵がドライブした。 モータースポーツの「歴史」に焦点を当てる老舗レース雑誌『Racing on』と、モータースポーツの「今」を切り取るオートスポーツwebがコラボしてお届けするweb版『Racing on』では、記憶に残る数々の名レーシングカー、ドライバーなどを紹介していきます。今回のテーマは2008年のスーパーGT GT300クラスを戦った『BMW Z4』です。
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2025年現在、スーパーGT GT300クラスに参戦しているGOODSMILE RACING & Team UKYOのグッドスマイル 初音ミク AMG。このマシンに描かれているキャラクター『初音ミク』をスーパーGTのレースシーンで見るようになって久しい。
その初音ミク×GTの起源、それは今から17年前の2008年まで遡る。2008年シーズン第6戦スーパーGT、鈴鹿サーキットで開催された『ポッカ1000km』。このラウンドにおいて、『初音ミク Studie GLAD BMW Z4』という1台がGT300クラスに登場し、初音ミクが初めてスーパーGTにお目見えした。