Hi-STANDARD「俺たちは見つけました」新ドラム決定を発表 恒岡章さん死去から2年

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2025年09月24日 21:58  日刊スポーツ

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Hi−STANDARD(公式YouTubeチャンネルから)

ロックバンドHi−STANDARDが24日、PIZZA OF DEATH RECORDSの公式YouTubeチャンネルで生配信を行い、新たなドラマーの加入を発表した。


新たなドラマーはTHE BONEZでドラマーを務めるZAX(45)に決定。24年に解散した米国のバンド「NOFX」のラストツアーにHi−STANDARDが帯同した際も、ドラムを務めていた。ZAXは「一生懸命たたかせてもらいます」とあいさつした。


91年に4人編成で結成し、翌年ボーカルの脱退でスリーピースに。インディーズで制作したアルバムが100万枚を売り上げるなど、90年代に若者を中心にカリスマ的人気を誇っていた。00年に活動を休止し、11年に活動再開していたが、23年2月にドラムの恒岡章さんが死去。同年7月にはドラムオーディションを行いドラマーを募集したものの、新メンバー加入には至らず、2人体制で活動を続けていた。


難波章浩(55)は「オーディションで結果的にこの人! とはならなかったけど、俺はめちゃくちゃ励まされた。応募してくれた人、気持ちを送ってくれた人のためにもまだ絶対続けようと思った」とオーディション実施後の心境を明かし、横山健(55)も「いろんな困難があったりオーディションの失敗があったけれど、僕と難ちゃんはHi−STANDARDを一切あきらめていなかった。オーディションも恒を追い求めていたけど、だから見つからなかった。でも、俺たちはドラムを見つけました」と晴れやかに語っていた。


難波は恒岡さんの死去から2カ月後に実母の死、さらに昨年には実父も亡くすなど辛い時期を過ごしていたと明かしたが、「落ち込んでいたときにすごく連絡をくれて、『俺は側にいますよ』って言ってくれた人間がいた。これから正式メンバーとしてドラムをたたいてくれる、ZAXです」と紹介した。


配信の最後にも「やっと俺もこうしてステージに立っている姿を見せられるかな? ドラムのオーディションに参加してくれた人、気持ちを送ってくれた人、本当にありがとう。Hi−STANDARDを待っていてくれた人、みんな本当にありがとう。これからハイスタを好きになってやろう! って人がいたら、よろしくお願いします。俺はここにいます」と決意を語り、「MAXIMUM OVERDRIVE」を3人で演奏。


さらにZAXは「(自分たちが作った曲は)6曲あります。レコーディングしています。」と明かし、11月26日にミニアルバムをリリースすると発表した。難波は「とんでもない作品になった。ZAXと一緒にゼロから作った。俺たちがHi−STANDARDだと、楽しみにしてください」と語った。

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  • 配信を観て色々と胸に来るものがありました。一番ドラムを叩いていた時にコピーしていた事もあり、最後のDEAR MY FRIENDは、染みました。
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