
中国籍の男女2人が、偽の台湾の運転免許証の翻訳文を不正に発行させたとして、警視庁に逮捕されました。
中国籍の高志州容疑者(38)ら2人は去年11月、偽の台湾免許証を使い、JAF=日本自動車連盟に免許証の翻訳文を不正に発行させた疑いが持たれています。
中国の免許証の場合、日本の免許証に切り替える「外免切り替え」の手続きが必要ですが、台湾の免許証なら、日本語の翻訳文をJAFなどから発行してもらうことで車両を運転することができます。
このため、警視庁は、中国籍の2人は「外免切り替え」手続きを避けるためインターネットで偽の免許証などを購入したとみています。
警視庁は台湾免許証や書類などを偽造するグループがいるとみていて、指示役を特定した上で国際手配する方針です。
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