
【写真】『ESCAPE それは誘拐のはずだった』に出演する間宮啓行、神尾佑、飯田基祐、田中俊介
本作は、完全オリジナル脚本で描く“予測不能な逃亡劇”。人質と誘拐犯の2人が逃避行を始めたことで、サブタイトル「それは誘拐のはずだった」が示す通り、思わぬ事態へと巻き込まれていく。
大企業、八神製薬社長の一人娘・八神結以(桜田)が20歳のバースデーパーティーの日に誘拐された。しかし計画はあえなく失敗に終わり、犯人の一人・林田大介(佐野)はぼうぜんと立ちすくむ。だが人質のはずの令嬢は「私と一緒に逃げて!」と言い出し、“人質と誘拐犯”2人の奇妙な逃避行が始まる。
このたび、13名の人物相関図が公開された。登場人物それぞれの複雑な関係が示されており、物語が進むにつれてこの関係性がどのように変化していくのか、期待が高まる。
あわせて追加キャストが発表された。間宮啓行が演じるのは、八神製薬の創業者・八神恭一(故人)。一代で八神製薬を今の地位に築きあげた功績者。富田靖子演じる実娘の京(みやこ)ではなく、血のつながっていない、北村一輝演じる慶志を次期社長として育てる。その素性は謎に包まれた存在だ。
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神尾佑が演じるのは、桜田ひより演じる結以の叔母・京の夫、霧生忍。京都の老舗和菓子屋の三男坊で、大学時代に京と出会いそのまま結婚。温厚で人と衝突しない穏やかな性格の人物。
神尾は、舞台からドラマまで幅広い分野で活躍する俳優。この夏は師であるつかこうへいさんの遺志をついで劇団『★☆北区AKT STAGE』の解散公演『つか版・忠臣蔵』の演出も手掛けた。日本テレビ系連続ドラマ出演は『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(2024年10〜12月)以来となる。
飯田基祐が演じる斎藤は一人娘を20年前に病気で亡くし、妻とも離婚した独り身で、心臓の持病を患っている。佐野勇斗演じる大介にとって父親代わりとも呼べる存在ながら、なぜ誘拐事件を首謀したのか…。
飯田は、「おかしな刑事」シリーズをはじめ、数多くの映画やドラマで存在感を放つ実力派のバイプレーヤー。良い人から悪役まで幅広いテイストの役柄をこなす。
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田中は、映画『ダブルミンツ』(2017)で初主演を務め、以降は映画、ドラマ、舞台で活躍する個性派俳優として注目を集めている。最近では、NHK連続テレビ小説『あんぱん』にも出演した。
ドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』は、日本テレビ系にて10月8日より毎週水曜22時放送。