永瀬正敏「オリバー」で初共演…EGO−WRAPPIN’主題歌歌う深津絵里は「独特の歌声」

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2025年09月26日 20:22  日刊スポーツ

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映画「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」初日舞台あいさつに登壇した永瀬正敏(撮影・村上幸将)

オダギリジョー(49)が自ら脚本・演出・編集を務めたNHKドラマを映画化した監督作「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」初日舞台あいさつが26日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた。壇上で、永瀬正敏(59)が、17年「サバイバルファミリー」(矢口史靖監督)以来8年ぶりに実写映画に出演した深津絵里(52)と、実は今作が初共演だったと開かした。


「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」は、NHKで21、22年と2シーズン、放送された。主演の池松壮亮(35)演じる狭間県警鑑識課警察犬係のハンドラー青葉一平だけに、なぜか相棒の警察犬・オリバーが酒とたばこと女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさんに見えてしまう設定と、着ぐるみのおじさんオリバーをオダギリ自身が演じることが話題を呼んだ。永瀬は同作で、02年の主演ドラマ「私立探偵 濱マイク」以来、19年ぶりに地上波連続ドラマに出演。ある事件を解決できなかった後悔から警察犬係を辞めたフリーの記者・溝口健一を演じ、今作でも演じている。


永瀬はトークの中で、一平や鑑識課メンバーの前に現れる隣の如月県のカリスマハンドラー羽衣弥生を演じた深津の話が盛り上がると「面識はあったんですけど、ご一緒するのは初めてだったと思うので、すごく楽しみにしていた」と初共演だったと明かした。その上で「スッと通り過ぎて終わってしまって、ウン? という感じ」と直接的な共演まで及ばなかったと振り返った。


深津がラストで歌った「色彩のブルース」の歌唱シーンの撮影も目の当たりにしたという。「色彩のブルース」は、「私立探偵 濱マイク」の主題歌「くちばしにチェリー」も歌ったEGO−WRAPPIN’(エゴラッピン)の楽曲だ。永瀬はボーカル・ピアノ・作詞・作曲の中納良恵(51)と比較し「撮影現場に入った時(深津が)歌を歌われたシーンだったので、ずっと見ていた。よっちゃん(中野)の歌と違う、深津さん独特の歌声」と評した。


「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」のプロモーションでは、23日に都内で、50匹の犬を招待した“わんこ向け試写会”も話題を呼んだ。一平の上司の鑑識課警察犬係の漆原冴子を演じた麻生久美子(47)は、お忍びで足を運んだと明かした。「やっぱり、犬に映画を見せる試写会って多分、もう二度と見られないと思った。ワンちゃんに舞台あいさつをするオダギリさんの姿を見たかった。(犬は)すごい真面目に聞いていた。1匹だけ、オダギリさんに遠ぼえしていた」と笑いながら振り返った。


麻生の話を、横で聞いていた永瀬は「僕のうちに、ワンちゃんではない、猫ちゃんがいるので、猫ちゃんの試写会をやって欲しかっな、と」とオダギリにリクエストしていた。


◆「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」 ある日、一平や鑑識課メンバーの前に隣の如月県のカリスマハンドラー羽衣弥生(、深津絵里)がやってきて、スーパーボランティアのコニシさん(佐藤浩市)が行方不明になったため、一平とオリバーに捜査協力を求めてくる。「コニシさんが海に消えていくのを見た」という目撃情報を基に、コニシさんのリヤカーが残されていた海辺のホテルに一平(池松壮亮)とオリバー(オダギリジョー)羽衣が向かう。

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