
俳優の林裕太さんが、第30回釜山国際映画祭のクロージングセレモニーで、映画「愚か者の身分」の最優秀俳優賞受賞に際してスピーチを行いました。
【写真を見る】【 林裕太 】北村匠海&綾野剛のアクリルスタンドを掲げてスピーチ “支えてくれる人がいれば生きる意味はある” 釜山国際映画祭・最優秀俳優賞 映画「愚か者の身分」
映画「愚か者の身分」は、今回の釜山国際映画祭で初めて新設されたコンペティション部門に出品され、主演の北村匠海さん・共演の林裕太さんと綾野剛さんの3名が揃って「最優秀俳優賞」を受賞する快挙を成し遂げました。
映画を代表して釜山に残り、授賞式に出席した林さんは、受賞に際しての思いをスピーチしました。林さんは「たとえ大きな夢や大きな意義を見いだせなくとも、自分を支えてくれる誰かがいるなら、ここに生きる意味は大いにあると僕は思っています」と静かに語り、「それを教えてくれたのがこの映画であり」「今日来られなかった、北村匠海さん、綾野剛さんです」と、映画と共演の2人に感謝を伝えました。
林さんは「今日のこの特別な瞬間を、この特別な感情を、日本に帰って三人で分かち合いたいと思います」とかみしめるように語ると、ポケットから何かを取り出しました。
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林さんが取り出したのは、北村さんと綾野さんのアクリルスタンド。まるでアイドルの推し活のような林さんの振る舞いに、観衆から温かい笑みもこぼれる中、林さんは「これはお守りのように持っていました」と心中を吐露。「カムサハムニダ」と感謝を述べていました。
日本の社会を揺るがす “闇バイト” 問題。その渦中から抜け出そうとあがく若者たちの人間ドラマを描いた映画「愚か者の身分」は、10月24日(金)に日本全国で公開されます。
【担当:芸能情報ステーション】