緊急入院の笠井信輔、異変も1週間、仕事続け帯状疱疹悪化 右目視力0・2低下に痛み味覚障害も

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2025年09月27日 06:50  日刊スポーツ

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帯状疱疹で2週間の休養を発表し、入院中の笠井信輔

22日に緊急入院し、帯状疱疹(ほうしん)の診断を受け、25日に2週間の休養を発表したフリーアナウンサー笠井信輔(62)が27日、ブログを更新。腫れ上がって開かなくなった右目の視力が「0・2まで落ちてしまいました」と明かした。また、異常を感じながら「仕事が大好きな私なので、どうしても自分にブレーキがかけられませんでした」と入院まで1週間以上、簡単な治療しかしなかったと説明。その結果、入院時は「目の奥も痛く味覚障害も起きていた」と重症化していたことも明かした。


笠井は19年12月に悪性リンパ腫の「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」と診断され、翌20年に完全寛解した。その経験から、かえって「帯状疱疹と言うものをとても甘く見ていました がんと言う命と向き合う病気を経験してしまうとその他の病気を軽んじていたのかもしれません とても反省しています」という。「がんに関する知識はかなりあるのですが帯状疱疹に関して、非常に無知であったなと痛感しているのです」と帯状疱疹(ほうしん)について、何も知らなかったことに、後悔の念をつづった。


ブログには、右の鼻の根元に水泡ができ、おできのようになって開かなくなった右目と、そんな状態で仕事をしていた写真を投稿した。その上で「水疱瘡にかかった人が、皆持っているのが帯状疱疹のヘルペスウィルス そのウィルスは脊髄や顔面神経の根元などに潜んでいるそうで免疫が低下したり疲労が重なったりすると活動を始めるということなんです」と、まず帯状疱疹(ほうしん)の概要を説明。「1番重要なのは発症したら、72時間、3日以内に治療をするのが良いと言う事 そんな基本中の基本も知りませんでした」と、帯状疱疹(ほうしん)の治療の基本をつづった。


現在の病状については「頭頂部からこめかみにかけて、ピリピリピリピリ痛みが走ると言うのは、もう帯状疱疹の典型的な症状のようです 右のまぶたが下がり(眼瞼下垂)右眼の動きも制限されている状態で右目の視力は今0.2まで落ちてしまいました」と説明。感染症科、神経眼科、皮膚科、神経内科、耳鼻咽喉科、血液内科と、6つの診療科を受診しており「それぞれの先生方に自分の症状を話しているので、結構疲れます(笑)」と本音も吐露した。それでも「やはり病院内のコミュニケーションは患者と医療者が直接お話をすることが大切だと考えます これは自分のがんステージ4の経験からです 直接、自分の症状をしっかりと伝えるのが良いと考え詳しく自分の症状を各診療科の先生にお話しすることが重要 疲れてるなんて言ってられません」ともつづった。


味覚障害のため「病院食の味が本当にまずくて抗がん剤治療の5年前を思い出しました」としつつも「でも、あの時の大変さに比べたら今回は、乗り越えられる!」と自らを鼓舞。「なかなか右目は開きませんがそう思って前を向いています」と前向きな思いをつづった。

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