フースーヤが初エッセー、目標は麒麟田村、印税収入は「配信で赤裸々に言いますね」

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2025年09月27日 14:29  日刊スポーツ

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初エッセー「同☆究☆生〜ブレないふたりのプチモアイ〜」を出版したフースーヤの田中ショータイム(左)と谷口理(撮影・阪口孝志)

お笑いコンビ、フースーヤ(田中ショータイム=32、谷口理=32)が27日、大阪市のHMV&BOOKS SHINSAIBASHIで初エッセー「同☆究☆生〜ブレないふたりのプチモアイ〜」の取材会に登場した。


エッセーには、ネタに対するこだわりはもちろん、後輩とのエピソードや一生忘れられない恋の思い出まで、ここでしか読めない思いが詰め込まれている。


書くことが死ぬほどストレスという田中だが、「自分のことを書けるのって普段でけへんこと。書きながら自分のことを知るいいキッカケになった。自分の可能性に気づけてうれしかった。出版社の方も僕らを使ったらお金になると思ってくださったんやなと。それくらいの人間になったんかな」と喜んだ。


一方、谷口も「話聞いたときは『ダルッ』って思いましたけど、とんとん拍子で進んで仕方ないと。世に出てしまうと取り返しつかないので気合入れて書きました」


ただ、締め切りとのせめぎあいはずっと続いたそうで、出版社から「次に出してくれないと出版取りやめます」とまで言われたことを明かし、谷口は「マネジャーがずっと謝ってくれた。ごめんね」と感謝。田中は「僕らがサボりにサボったから、もしかしたら6月くらいに出せてたかも」と苦笑した。


エッセーを読んでほしい人について、谷口は「立川志らく師匠に。ABCお笑いグランプリでも審査してもらったので。10冊送りたい。あと、へずまりゅうにも送りたい。奈良市会議員で疲れていると思うんで」と交流のあるへずまりゅう氏の名前も挙げた。


増版ともなれば印税収入も期待できるが、田中が「頭の中に『ホームレス中学生』がある」と先輩コンビ麒麟、田村裕の大ヒット作を引き合いに出すと、谷口は「あれ、2億円ですよ。2億ってなったら、M−1(グランプリ)は5回くらい休みます」。


田村が225万部売り上げたことを知ると、「余裕か。先輩やから謙遜も込めて、226くらいでおさめとくか」と目標設定し、「入ったら入った分、配信で赤裸々に言いますね」と公開を予告していた。

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