お笑いコンビ、シソンヌの長谷川忍が29日、MCを務める日本テレビ系「DayDay.」(月〜金曜午前9時)に出演。自民党総裁選(10月4日投開票)に出馬した小泉進次郎農相(44)陣営の議員事務所が陣営関係者に「ニコニコ動画」に小泉氏への称賛コメントを書くよう例文を示して要請したとする「ステルスマーケティング(ステマ)」疑惑をめぐり「言葉を厳しくすれば洗脳に近い」と厳しく批判した。
この問題は25日発売の「週刊文春」報道で表面化した。同誌によるとコメントの中には「総裁まちがいなし」「泥臭い仕事もこなして一皮むけたのね」のほか、「ビジネスエセ保守に負けるな」と、保守色の強い高市早苗・前経済安保担当相(64)を念頭に置いたような内容もあった。
小泉氏は26日の閣議後会見でこの件について報道内容を認めて謝罪。「参考例の中に一部行き過ぎた表現があった。私自身は知らなかったこととはいえ、総裁選がかかわることで、申し訳なく思う」とした一方で「再発防止を徹底し、引き続き緊張感をもって総裁選に臨んでいく」と引き続き、総裁選を目指していくことも表明した。
シソンヌ長谷川忍は「SNSの自由度の高さが悪い方に行ったなというのは1こある。ステマというと柔らかく聞こえてしまうというか、まぁ、情報操作じゃないですか。ようは。言葉を厳しくすれば洗脳に近いわけじゃないですか。それを見た人がそう思い込んでしまうわけですから。結構怖いことだなとは思うので。もう少し、重く受け止めていただきたいなという気持ちはありますね」と語った。
ACEes浮所飛貴は「コメ不足の時に行った政策で小泉さんにいいイメージを持っている方のいたと思うんですけど、今回の件はダメージになったかと思っています」と語った。「僕自身もブランドさんからご厚意で、服を頂くこともあるんですけど、そういうのを身につける時はかなり(ステマに)気をつけているので。今回のこの一件は、大きなダメージになったと歩もいます」と語った。山里亮太も「僕ら、そういうの気をつけないと、ものすごくバッシングを受けて」と同意し、長谷川も「そういうものでお仕事できなくなった方もいるぐらいですから」と指摘。山里が「行ってたお店のことを『PR』とつけないでやっちゃったことで職を外された人、いたもんね」と応じ、長谷川が「それぐらいのことではあるんですよね」と語った。
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