市川中車&市川團子、親子共演! 歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内『獨道中五十三驛』上演決定

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2025年09月29日 14:10  クランクイン!

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歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内『獨道中五十三驛』に出演する(左から)市川團子、市川中車
 市川中車とその長男の市川團子が親子共演する「歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)』」が、東京・THEATER MILANO-Zaにて2026年5月に上演されることが決まった。

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 本作は文政十(1827)年に江戸河原崎座で初演。作者は『東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)』や『桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)』などを手掛けた四世鶴屋南北。当時、江戸で人気を博していた十返舎一九の『東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)』に着想を得て、それとは逆に京都を起点に江戸を目指しながら、五十三次の宿場で物語が展開されていく。

 長らく上演が途絶えていたが、昭和五十六(1981)年に三代目市川猿之助(二世市川猿翁)が歌舞伎座にて復活上演させた。澤瀉屋(おもだかや)の中でも特に人気が高く、これまで12回再演された本作は「三代猿之助四十八撰」のひとつに数えられている。

 「歌舞伎町大歌舞伎」と題したTHEATER MILANO-Zaでの歌舞伎公演は、2024年に初めて上演された。

 今回2026年は、近年、新作歌舞伎『流白浪燦星(ルパン三世)』に出演、映像でも香川照之の名で活躍を続ける市川中車と、その息子で昨年はスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』にてヤマトタケルを演じ、家の芸である『義経千本桜』にも挑戦する歌舞伎界のホープ・市川團子が出演。宙乗りあり・早替りありのエネルギッシュでスペクタクルな本演目を上演する。

 THEATER MILANO-Zaで宙乗りを行うのは初の試みとなり、新宿、そしてTHEATER MILANO-Zaならではの形で、かつてないエンタメ性の高い歌舞伎公演を実現する。

 「歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)』」は、THEATER MILANO-Zaにて2026年5月上演。
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