自民党総裁選のテーマを熱弁した杉村太蔵 (C)ORICON NewS inc. 元衆議院議員の政治評論家でタレント、投資家としても知られる杉村太蔵が29日、都内で行われた『デジタル証券「renga」新サービス開始記者発表会』に参加した。
【写真】嬉しそう…!夫婦初共演となった加藤シルビア&、山本浩平氏 今年2月にTBSを退社した加藤シルビアアナウンサー(39)、その夫でデジタル証券の代表取締役CEOを務める実業家の山本浩平氏とトークセッションを実施。金融のプロが居並ぶ中で“有識者”として紹介されると「これだけそうそうたる方の前で!」と苦笑いを浮かべていた。
TBS系『サンデー・ジャポン』では“薄口政治評論家”として活躍する杉村は「今、総裁戦やってますけど、議論の中心というか裏テーマは『失われた30年は、どういう風に捉えてますか』みたいなところが結構あって。ここにいらっしゃる方も『失われた30年とは』なったら十人十色のいろんな話があると思うんです。でも、僕はこの『失われた30年をは言ってみれば個人も企業も『溜め込んだ30年』じゃないかと」と現金資産がたくわえられている状況を指摘。「なんでこんなに溜め込んだかと言ったら、やっぱりバブル崩壊でなかなか思い切って投資ができないと。山本さんがおっしゃる『個人投資家の逆襲』はすごく刺激的で面白いテーマだなと思う」と話していた。
また、最近の気になるニュースについて問われると、杉村は「私も一応いろんなニュースは見てますけど。今度の総裁選は誰になるのかなっていうぐらいです」とした。加藤アナが「その結果でその後がだいぶ変わってくる?」と重ねられると杉村は「そんな変わんないでしょうね。世の中そう単純じゃないです」と言い切っていた。
投票結果次第で“無職”になってしまう政治の世界。同商品が当時あれば杉村は「魅力的でしたね。多くの衆議院議員をやった方がいい」とする。「皆さん、批判は簡単だけど、大変なもんですよ。選挙に出て、街中に自分の顔のポスター貼って。デジタル化と言ったって街中に紙のポスター貼るんですから。それで、連日自分の名前を連呼して。当選したらいいけど、落選したらただの人」と厳しい政治の世界を思い返しながら「私、永田町でなんて言われてるかというと『落選議員の星と言われている。芸能界から政治の世界に行かれる方は結構いらっしゃるんですけど、政治の世界から芸能界はなかなかない。そういう意味では私もパイオニアです」と力強く語っていた。
山本氏が代表取締役CEOを務めるデジタル証券は30日からオリジナルブランドであるデジタル証券「renga」の個人投資家向け公募初号ファンドの募集受付を開始。これを記念して、デジタル証券「renga」の概要および、デジタル証券の今後の事業戦略を説明する『〜“国民総投資家時代”の新たな選択肢〜デジタル証券「renga」新サービス開始 記者発表会』が実施された。