元東京地検特捜部副部長で元衆院議員の若狭勝弁護士が29日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜午後1時55分)に出演。群馬県前橋市の小川晶市長が市幹部職員の既婚男性とラブホテルで複数回面会していた問題をめぐり、「男女関係の認定」について自身の見解を語った。
若狭氏は民事裁判となった場合について「通常ラブホテルに行ってるとなると、男女の関係があると推認されることは確か」と説明。その上で「今回の場合どうして週刊誌の報道がなされたのか。一般論ですけど、政治の世界っていろんな思惑がある。誰かが市長を陥れようという動きがあって、そういうつぶしの捜査、消極的なことをつぶしていくと、正しくこれは男女の関係があったと推認できる。あるいは認定できるという事実認定になる」と政治的な思惑が隠れている場合の対応について述べた。
また「10%、5%の何らかの事情があるとすれば、それをつぶさないと。本人が否定している以上は『これは男女の関係があった』と認定できるところまではいかないと思う」。元衆院議員の立場では、一般論として「ハニートラップがあり得る」とし「今回はそういうことがないんだということをつぶさないと、特に政治の世界の場合は男女の関係があったと(言い切れない)」と語った。
公用車でラブホテルに通っていたとされることについても「誰が見ても不自然な感じ」と不可解さを指摘。「そういうことがどうして起きたのか、週刊誌がどうしてそこをつかめたのか、と言うような謎を解明すれば最終的に『これは間違いなく男女の関係だ』と認定できる」と述べ、「ことは重大な問題なので、丁寧な認定をしていく必要があると思う」と語った。
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