藤岡真威人『忠臣蔵』で堀部安兵衛役「すごく挑戦的な役柄」 意気込みを語る

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2025年09月29日 16:44  ORICON NEWS

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自身の役への意気込みを語った藤岡真威人 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の藤岡真威人が29日、都内で行われた舞台『忠臣蔵』の製作発表に参加した。

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 『忠臣蔵』は、元禄時代(1702年)に実際に起こった仇討ちを題材に歌舞伎などで取り上げられて以来、何度もドラマ化、映画化、舞台化されてきた屈指の名作。主演の大石内蔵助役に上川隆也、大石の妻・りく役に藤原紀香、そして、吉良上野介役には高橋克典といった映像や舞台で主役級の3人が顔をそろえ、新たな『忠臣蔵』の世界観を表現し、不変不朽の名作に光を当てる。演出は堤幸彦が担当する。

 藤岡は、堀部安兵衛役を演じる。「今回、今までさまざまな形で語り継がれ、上映されてきた『忠臣蔵』という歴史的題材に個人的に2回目となる堤監督と、そしてここに集まったそうそうたる先輩方の皆様とご一緒できることを、まずは本当に光栄に思います」と感謝。「前回、僕が堤さん演出の元で出させていただいた『西遊記』では演者のアドリブであったり、堤さんの持ち前のギャグセンスが大いに光るような内容だった。今回、一変して無骨な時代劇。どういう演出になるのか、自分たちもどう演じるのか、まずワクワクでいっぱいです」と心境を語った。堀部安兵衛というファンが多いキャラクターを演じる。

 「個人的にすごく挑戦的な役柄で、彼は四十七士の中でも剣道と称される人物。討ち入りに行く際も先頭に立って、敵に突っ込んでいくような役かつリーダー格。上に立つに足る器、内面性とか人間性を持ち合わせた人物だと思う。そこに今21歳の自分がどう持っていけるのか、どう表現できるのかのが自分の中で1つ課題だなと思っています。まだ掴めてはいないんですけど、おけいこを重ねる中で、皆さんの元で学ばさせていただきながら、自分自身も何かを掴み取りながら、本番に向けて精いっぱい頑張りたいと思っております」と力を込めていた。

 さらに、立石俊樹(浅野内匠頭役/小林平八郎役)、崎山つばさ(不破数右衛門役)、岐洲匠(片岡源五右衛門役)、石川凌雅(大高源吾役)、近藤頌利(清水一学役)、藤林泰也(大石主税役)、唐木俊輔(矢頭右衛門七役)、財木琢磨(寺坂吉右衛門役)、松田賢二(原惣右衛門役)、徳重聡(色部又四郎役)、珠城りょう(阿久里瑤泉院役/おかる役)といった個性豊かなキャストが出演する。

 2025年12月から2026年1月にかけて、東京・明治座(12月12日〜28日)を皮切りに、名古屋、高知、富山、大阪、新潟(長岡)全国6ヶ所で上演される。

 この日は、上川、藤原、立石、岐洲、石川、近藤、唐木、財木、松田、徳重、珠城、高橋、堤氏も参加した。

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