北島三郎、恩師の作詞家・星野哲郎さん思い出曲「風雪ながれ旅」制作秘話を語る

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2025年09月29日 22:31  日刊スポーツ

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公演を前に記念撮影に応じる、前列左から里見浩太朗、北島三郎、小林旭、水前寺清子、後列左から鳥羽一郎、大月みやこ、小林幸子、瀬川瑛子(撮影・千葉一成)

昭和を代表する作詞家星野哲郎さんの生誕100年を記念するコンサート「令和・歌の祭典 2025〜作詞家星野哲郎生誕100年記念〜」が29日、東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYAで開催された。生前に約4000曲を手がけた。


星野さんを実父のように慕う水前寺清子(79)のヒット曲「三百六十五歩のマーチ」を出演者全員で歌ってスタート。その後は、北島三郎(88)が弟子の大江裕(35)を伴って「なみだ船」を歌唱した。車いすに座りながらだが、味のある“サブちゃん節”を会場中に響かせ、満員の約1800人から大きな手拍子を受けた。


最終盤、昭和の名曲「風雪ながれ旅」の歌唱時には、北島が制作秘話を明かした。「生誕から100年ですが、星野先生はいつもそばにいる。いつも顔が浮かんでくるんです。この曲をもらった時は『お前のために作った』と言ってくれた。私が旅だった後も『風雪ながれ旅』は良い曲ねと言ってもらえる。そういう曲です」。


この日は北島ら24組の歌手が3時間超で45曲を歌唱した。

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