限定公開( 1 )
「部下が不祥事を起こしたら、上司が責任をとる。当たり前」
ここでの“部下”は自民党の牧島かれん衆院議員(48)のこと。 “上司”にあたるのは同党の総裁選に出馬している小泉進次郎農水相(44)。
声の主は辛口とも称されるが、行き過ぎて炎上を招くことも少なくない落語家・コメンテーターの立川志らく(62)。冒頭の発言は29日放送の『ひるおび』(TBS系)に出演した際のものだ。
「小泉陣営の広報班長だった牧島氏の事務所が支援者らに対して、動画配信サイト『ニコニコ動画』で小泉氏を称賛する“やらせコメント”を書き込むように指示していたと週刊文春が報じました。“やらせコメント”で世論を操作しようとしたと指摘されたのです」(スポーツ紙記者)
小泉陣営は文春の報道を受けて、上記についての指示を大筋で認める姿勢を示した。
|
|
「ただ、小泉氏本人は本件について関与はしていなかったとしつつ、謝罪と再発防止を徹底するとしています」(前出・スポーツ紙記者)
すると、志らくは以下のように『ひるおび』で小泉氏を徹底糾弾したのだ。
「石破内閣は選挙で3連敗したのに、なかなか責任取らなかったから、いろいろ批判を受けた。私は、本来、小泉さんね、総裁選降りるべきですよ」
「ちょっとくらいいいんじゃないのって雰囲気じゃないですか。ここは、とんでもないことしたんだよって」
「(学歴詐称疑惑の伊東市市長の)田久保さんと変わんない。全然違う出来事だけれども、本質は同じ。盛ってる。かたや物凄い総攻撃受けて」
|
|
その歯に衣着せぬ発言で一時期は情報番組などのコメンテイターとして引っ張りだこだった志らく。一方で、SNSでの発言が炎上を招いてしまうことも多かった。
《考えてみれば今回の件は憶測による憶測》(中居正広氏をめぐる一連について)
《番組内ならばギャグですむ場合もあった。現に『死ねばいいのに』なんて言葉、バラエティにはよく出てくる》(フワちゃんの暴言投稿ついて)
《私は思っていることを言っているだけ》(度々炎上する自身の発言について)
テレビ局関係者はこう話す。
|
|
「ここ数年はコメンテイターとしての仕事は減っていた印象です。本人もあるラジオ番組でマイクの前やSNSで“本当に言いたいことの9割を言っている”と断言するほどですから、局としても起用のリスクを考えてしまいますよね……。ですが、今回の“小泉ディス”には納得する視聴者が多かったようです」
ネットニュースのコメント欄にも、志らくを称賛する声が並んだ。
《珍しく志らくさんと意見が合った。本当に仰る通り。そしてこの後に及んでまだ坊ちゃんを支持し続ける自民党員、国会議員より余程この高校生の方が賢い》
《久しぶりにドキリとしました。それだけ、地上波でハッキリものを言う、しっかり自分の意見を、危険を顧みず言える人がいない世の中、今日の発言は、本当に勇気のある発言でした。勇気に心から賞賛したいと思います》
《志らくさんが喋っている時、めぐみの表情が引きつっていましたね。番組にとっての不規則コメントだったのが良く分かりましたが、爽快でした》(すべて原文ママ)
コメントが久々に(?)共感を得た志らくに再評価の声が高まっている──。
動画・画像が表示されない場合はこちら
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。