「ハリー・ポッター」原作者のJ・K・ローリング、エマ・ワトソンとの対立に沈黙破る

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2025年10月01日 00:27  ナリナリドットコム

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映画「ハリー・ポッター」シリーズ原作者のJ・K・ローリングが、トランスジェンダー問題をめぐるエマ・ワトソンとの対立について沈黙を破り、長文の声明をSNSに投稿した。

ローリングは、エマの批判が自身への誹謗中傷をさらに煽ったとし、「火にガソリンを注いだようなもの」と語っている。

ローリングは、エマ、ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリントの3人が「ハリー・ポッター」シリーズの「事実上の代弁者」として振る舞っていると指摘し、「彼らを10歳の頃から知っているからこそ、守りたい気持ちはあります」と心境を明かした。

また、エマの育った環境に触れ、「富と名声に守られて大人になった人々と同様に、エマは現実の生活を知らない。彼女は、自分がどれほど無知であるかを理解していないのです」と批判。「彼女はホームレスシェルターも、男女混合の病棟も、公営プールの更衣室も経験していないでしょう。女性スタッフのみのサービスを保証しない性暴力被害者支援センターや、女性を自称する男性レイピストと刑務所の部屋をシェアしたこともありません」と続けた。

自身の過去についても語り、「私は14歳で億万長者だったわけではありません。エマを有名にした本を書いていた頃、私は貧困の中にいました」と述べ、「彼女が積極的に加担している女性の権利の軽視が、特権を持たない女性や少女にとって何を意味するかを私は理解しています」と強調した。

そしてローリングは、「エマが最近のインタビューで『私を愛し、大切に思っている』と語らなければ、私はここまで率直にはなれなかったかもしれません」と述べ、「彼女が私に異議を唱える自由があるように、私にも自分の気持ちを公に語る権利があります。そして、ついにその権利を行使することにしました」と説明した。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20251098023.html



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